2018-01-01から1年間の記事一覧

原城の幻影/ふたりのみっちん

新作能「沖宮」(https://www.okinomiya.jp/)11/18東京公演を観てきました。元々はそういう予定ではなかったはずですが、石牟礼道子追悼公演となっており、私がこの企画を知った時はまだ存命中だったのですけど、後からパンフレットを読み返すと、これは思…

わたし(たち)がジュリエット(たち)だったころ

いつもより一際強い緊張感と共に9月14日にNoism1×SPAC 劇的舞踊vol.4『ROMEO&JULIETS』埼玉公演(http://noism.jp/npe/n1_spac_romeo_juliets_saitama/)行ってまいりました。この曲は人生で一番聴いたクラシック音楽というか、人生で一番聴いて演奏した音…

はかなくて過ぎにし方を思ふにも

私がNoismや金森穣を追い続けている一つの理由はモーリス・ベジャールです。TV放送でたまたま初めて見かけた時に、その作品を作った人が教え子だとは知らなかったのですがベジャールを思い出しました。気になって調べたらルードラ出身者とわかり納得しました…

ひとひらの誓い

「四月十五日 石牟礼道子さんを送る」(http://www.minamata-f.com/evt_180415.html)に、当日急遽、石牟礼さんと同学年の祖母に付き添う用事が飛んだので、急いで桜の花びら一枚を拾いあげて捧げるため馳せ参じました。ちょうど図書館で「花びら供養」を借…

冤罪

平昌五輪が終わった直後にテレビが壊れた。意識高い系の人ならそのままテレビを卒業して丁寧な暮らしをするのでしょうが、私は残念なので、意識高い系の人が日本に税金払ってないからと使わないAmazonで聞いたことのないようなメーカーの安いテレビを即座に…

stand up for myself

記録的な大雪の後の東京周辺の家々の前には、道産子でも見たことがないほどたくさんの雪だるまが作られていて、ミームってこういうこと?など思いつつ横浜美術館の石内都個展「肌理と写真」(http://yokohama.art.museum/special/2017/ishiuchimiyako/)観て…