2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

凡庸の癒し

『戦場のピアニスト』見たらなんだか色々身につまされたりしんどくなって、真逆の映画、もう何にも残らない空気映画みたいなのが見たくなって、ここはきっとマーラーの『アダージェット』のPVというか環境映像に違いないと踏んでいた『ベニスに死す』を見ま…

好きで悔しい

ギエムのボレロを見てからずっと悔しくて、その気持ちがおさまるどころか強くなるばかりで、なんで私はフィギュアスケートが好きなんだろうって。安藤美姫が40過ぎて円熟の極みに至った時のボレロが見たいよ、でも今のフィギュアスケートだと無理だよって…

アンコールが3回

ラファウ・ブレハッチピアノリサイタルに行ってきました。 http://www.japanarts.co.jp/html/2009/piano/blechacz/index.htm オペラシティのタケミツメモリアルが会場のチケットをとってよかったです。常々ラファウ・ブレハッチ=小塚崇彦説を唱えているので…

何も言えねえ

2/9の月曜日にギエムのボレロ見に行ったんですけど、低温火傷みたいにまだジワジワきてるどころかその感覚が強くなってすげえです。 夢見心地、というのとは逆で、どんどん覚醒させられていく感じですげえです。 ゆうぽうとホールからの帰り道、体に植え付け…

「好き」の土台の上に

四大陸選手権、全部終わってからダラダラ書こうかなと思ってたけど、これだけは書いておきたい。 フィギュアスケートが好きなら鈴木明子を好きにならずにはいられないと。 今季の鈴木明子の挑戦は2A+3Tがよくあげられるけども、まずSPに『ラ・カンパネラ』を…

戦い方の見極め

サイバラ先生が「最下位には最下位なりの戦い方がある」と前にインタビューでこたえてたのを思い出して、最下位じゃない人間が最下位の戦い方をしてもいけなかったなあ、と、過去の行動を振り返ってみた。私は最下位じゃないのに最下位だと思い込んでいたか…

強国であり続けるために

ヨーロッパ選手権と全米選手権かじりついて見てて思ったんですけど、私が好きなのは要は「愁い」があるスケーターなんだなあと。そして、もっと厳然と思ったのは、ISUの主要大会を開催することでのホームアドバンテージというのはアイスダンスを見ているとよ…