ラ・フォル・ジュン・オ・アルマン(熱狂の6月)にむけて

私はソルトレイクから4年間、サーシャ・コーエン村主章枝を軸にしてフィギュアスケートを追ってきました。

4年って長いよね。

なんだかんだ言いつつまた4年区切りでこの競技に一喜一憂するのでしょう。

本人達ほどじゃないにしても、けっこう呆然としながらインターネットの海を流して、さあ気持ちを切り替えよう!と無理矢理あげにかかったら、なんかチケットとってた。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日*1カール・ライスタークラリネット協奏曲とかさあ、1500円で聴けるんだって。気付いたらもうチケットとってた。

そうそう、そんでカール・ライスターといえば中高に当然意識は戻ってしまうのですが、私、高校時代に『チワワちゃん』読んだ時に、私はこんな世界に入れるのかなあ、こんなきらびやかな世界に(意識としては反語)、と思ってたんですけど、死にかけを経て、東京湾にバラバラに切り刻まれて投げ込まれることもなく、一人でフラっと友達がやってるイベントに遊びにいったり、そこに他の友達が既にきてて合流したり、まあ思い描いた憧れのチワワちゃんライフは過ごしておるので、絶望なんかすることないなと。だからサーシャや村主が金メダルを獲ることをファンが願わないでどうすると。コンサドーレJ1昇格を願わないでどうすると。

つうことで、なんか首都圏サポとして今年は試合を見に行くと正月あたりに誓ったような気もするのでコンサの試合のチケットもとってた。いつまでも世界フィギュアをひきずらないで、6月にはドイツでワールドカップだし切り替えないと。実際問題体力がもたんわ切り替えないと。

来年の東京ワールドは、みんなどんな演技なのかなあ、楽しみだなあ。楽しみに決まってますよ!楽しみなんです!泣いてなんかない!誰がなんと言おうと高橋大輔ラフマニノフピアノ協奏曲2番のスケーティングは千秋真一の演奏と同格です!普段の性格は全く違っても、舞台上で表現しているものは一緒なんです!二次元と三次元の違いなんて気にしない!だから、今回の高橋のラフマはアシュケナージのらしいのですけど、あれは千秋が弾いたラフマだったら金メダル獲れてた!バンクーバーでは千秋の演奏で!実在しない人物とかそういうの気にしない!

以下参考文献とかCDとか


チワワちゃん

チワワちゃん

確かこれのラフマは高橋使用バージョンのはず(つうか村主使用バージョンって編集がめちゃくちゃすぎてようわからん)(ユニバーサルが手堅く作ったコンピって感じですよねこれ。よくぞまあ私がスルーするタイプの演奏者をこれだけ一堂に寄せ集めたなと)

エイベックスのコンピレーションの方が、初心者にはとっつきやすい気もする。うだうだ書いてたらやっぱこの巻の千秋の演奏シーン読み返して、高橋のスケーティングと重ねあわせた。これね、私以外の人にもやってほしいよ!ストイックな色気ムンムンだよ!なぜだろう、きみは才能に溢れ、そんなにもスケートへの情熱を持っているのに、なぜいつも「絶望」を背負っているんだろう、と思わず佐久間学(これはのだめカンタービレ8巻のブラ1の時のポエムを改変)になってしもうたよ。

のだめカンタービレ (5)

のだめカンタービレ (5)