男の子と遊ぶと決めたなら泣いちゃダメ

marginalism2007-03-13

とある女性監督が友達のお母さん(だったかな)に小さい頃言われたらしいのですが。
これは確かにそうなんです。いくつかの理由があってそうなんです。男の子と友達なのだから泣いてはいかんのです。

また、私の友達が「男女の間に友情が成り立つか」というよくあるお題に、そんなこと考えた瞬間に成り立たなくなる、というようなことを言い切ってて、それも真理であるし、そうハッキリスッパリ答える彼女がかっこいいなあと思いました。もちろん彼女には異性の友達が沢山おります。

異性とキャッキャと遊ぶのはある意味では気楽なものです。

だから、男の子(年齢的にはもう男の人という世代の人も多いか)と二人っきりで遊ぶのは私には普通のことだけど、みんながみんなそう思ってるんじゃないんだなあって、なんかびっくりすることもある。

一晩同じ部屋で二人きりで過ごしたって一年同じ部屋で二人きりで過ごしたって百年同じ部屋で二人きりで過ごしたって何も艶っぽいことないですよ、と自信もって言い切れる男友達が私には何人もおりますけど、ただ一緒に道歩いているのを見かけただけで噂立ったりするじゃん。特に狭いサークルだったり若かったりすると。
そういう噂を流す人は異性の友達がいないのだろうか、とまず純粋に不思議に思うんですよね。
いわゆる「インテリ」と色恋沙汰に陥るのは私には向いてないなあと思う。彼等と遊ぶのは楽しいけど、彼等と付き合うのは私よりもっとそれにふさわしい女の子が沢山いるなあと思う。私は彼等にふさわしい女の子を紹介することはできるけど、私自身が彼等と恋愛関係を結ぼうとは思わない。というよりむしろ彼等と恋愛関係を結ぶのが一番向いてないのが私なんじゃないかと思う。

私に他人より優れている所があるのなら、外見も心も美しくて賢い女の子何人かに慕われていることです。警戒心の強い彼女達に信頼されるのはとても嬉しいことです。そして私は彼女達が成長してゆくのを見守るのが楽しくて、そこは男友達には決して入れない部分で見ているから優越感をもったりもしています。

私はここまでくるのに沢山の大人の女性達に迷惑をかけてきたと思い悩んでいたのですが、先輩方も私のことをそのように見守ってくれていたのだとしたら本当にそれも嬉しいことです。そう思えないくらい迷惑をかけていたように思うので、私のこの考え方は甘えなのかもしれないですが。先輩達のことを怖がったりもしたけれど、私にもそのくらいの威厳がついていたら今となってはいいなと思います。

まあ若い女の子は死なない程度に悩み通せばいいんじゃないかな。別に私は見捨てないからさ。
世界に一人だけ、という言葉が甘美に響かなくなってしまった経験を持つ人は魅力的なのです。

あ、年をとると外見をほめられることも少なくなるし、外見をほめられるのもタイムリミットが迫ってるよな、とも感じるので、受け流しがうまくなります。素直に嬉しくもなるし。外見の奴隷であることから解放される瞬間は訪れるはずだからあせらなくていいと思うよ。誰よりもあせっていて誰よりも自信がなくて誰よりも自分を過小評価していたはずの私が言うのだから、頭か心の片隅にでも置いてもらえれば損はしないよ。