一世代前の真摯な文学青年が戻ってきます

21世紀になって初めて小沢健二が公の場にやってきます。

小沢健二が、7月に行われる日本社会臨床学会の学習会に出席。ひさびさに公の場に姿を見せることが明らかになった。
これは7月15日に東京・江東区豊洲文化センターで行われる学習会でのこと。当日はエリザベス・コール作の映画「おばさんたちが案内する未来の世界 Old Ladies' Guide to the Future」が上映され、エリザベス・コールと小沢健二がゲストとして出演。主にラテンアメリカ諸国の現状について話しつつ、企業的な社会、セラピー的な社会について考える会になるとのことだ。会場の江東区豊洲文化センターは椅子席での定員は300名。入場はハガキによる抽選となる。
(中略)
公演情報
社会臨床学会学習会
おばさんたちが案内する未来の世界
Old Ladies' Guide to the Future
日時:2007年7月15日(日)13:30?16:30
会場:江東区豊洲文化センター
参加費:1000円
参加希望の方はハガキで下記まで申し込んでください。会場の都合で入場は抽選となります。当選した方にはハガキでお知らせが届きますので、当日はその葉書をご持参ください。申し込みしめ切りは6月10日です。
応募先:日本社会臨床学会(〒310-8512 水戸市文京2-1-1 茨城大学教育学部情報文化教室林研究室)

http://natalie.mu/news/show/id/1926

私申し込んだよ!みんなも申し込もうよ!6/10までだからお早めに。当たらなかったらレポートしてくれる人がいて欲しい。中略の部分はリンク飛んで読んでもらうとして、小沢健二の世代の文学青年ってラテンアメリカ文学が流行った世代なんだよな、と毎回「うさぎ!」読みながら思っていて、もうオザケンじゃない小沢健二が(第7話の時点では)南米を舞台に彼が拠点としている国に批判的な児童文学を発表しているのですけども、当の本人がそこを拠点としていることやそこの文化とどう関わって折り合いをつけているのかまだ行間から読めていないので本人の外見がどうなっているかが実は知りたいのです。老けたとか太ったとかそういうんじゃなしにさ。あの文章読んでいてかつての小沢健二の活動(ある意味王子ブームのさきがけだったこともあるし)を知っている人は、やっぱりその点は見逃せないんじゃないかと思うよ。(現代日本在住の人間からすると)ラディカルな文明批判を児童文学の形で行っているのだが、もともとそういう部分がある人だとは知っているのだけど、その文明の最先端であるモードにもそれなりに気配りしていた人だから、今彼が選び取っているファッションと彼の思想を結びつけるのは不自然ではないと思うんだ、私は。だから気になる。想像もつかないなあと思っていたけど書いてたら小澤征爾という先人がそういえばこの人の近くにはいたんだったと思い出したので、あのラインに服装なんかものっかってると考えることもできるのか。
子どもと昔話」という雑誌は結構読み応えがあって、小澤父の政治批判コラムなんか非常に面白いのだけど、これが新鮮だということはこういう論調のコラムをマスコミではいつの間にか見かけなくなってしまったことでもあると気付いて背筋がゾっとしたりもする。こういう声が全く拾われなくなってしまっていることに自分が慣れてしまっていたのがこわかった。この雑誌もっと売れればいいなあと思うのだけど。まず買いにくいからなあ。
時間2週間くらいかかったけど一応楽天ではとりよせることできましたよ。
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この7冊で「うさぎ!」連載は今の所コンプできます。