冬は雪(嵐)女になります

えーと、いたたまれなくなってきたのでとりあえず謝っとく。私、雨女です。雨女というか、雨か風かどっちか、もしくは両方セットで本人の意思とは無関係に呼びつけます。楽しみにすればするほどなぜかデカいのがきます。不思議なことに東京の中で開催されるイベントだと雨を引き連れることなくやれることも多いんだけど、都内から出ることになったらいきなり雨が降るとかもうそういうのデフォだと思ってんで長靴ブームがきそうな時にこれ幸いと率先してガーデニングショップでおされ長靴買いました。
たいていのパターンだと本人が出がけに降っていても目的地に着くあたりにはだいぶ弱まっているかあがっているかどちらかだから結局はなんとかなるんですが、今回問題なのがこの嵐女が持っているチケットは16日(楽日)のものだけということです。

ちょっと尋常じゃない台風の様子をみて正直ビビって。私だけよけりゃいいってもんじゃないし。

子供の頃はそんなに雨女じゃなくて曇りの日が多かったような気がしてて、なぜこんなことに?と思っていたら、東京ワールドの時、フィギュアスケート観戦をそれはとても楽しみに上京してきた母が天気の心配をする私に向かって自信たっぷりと「大丈夫、私は晴女」と言い切ったので、ああこれか、と。実際母親がずっと楽しみにしていた女子FSの日は曇りがちながらも日は射していたし、応援していた「みきちゃん」の優勝を目の当たりにしてポワポワしたまま帰っていったエキシビションの日は東京ワールド日程中、唯一雨が降った。
東京ワールドの時に妙に心に残った母の言葉は「本田くんもすっかり立派になって」と解説ブースにいる伊藤みどり本田武史コンビを見つけてしみじみと呟いていたことで、よくよく考えてみたらうちの弟と本田武史さんは誕生日が丁度2週間しか違わないのだから(ちなみにうちの弟の方が先、なので学年も同じ)そりゃ息子を見るような目で見ていてもおかしくないかとあとから気付いた。立派に就職してスーツ姿になった息子を見るような目つきで呟いてましたよ。「本田くんの解説はうまいねえ、この前まで滑っていたのにねえ」とも呟いてた。うちの母さん伊藤みどりに顔似てると彼女が現役当時よく言われてて(性格はスターにうっとりしがちな所が似てる)、うちの父さん佐野稔に性格(と顔も少し)似てて、本田くんはうちの親戚に似てるんですよ。だからGPSのみどり&稔解説の時はこの人たちのトークテンションも相まって実家の茶の間感が強いんですよね。
で、気付いたんだけど、うちの弟と本田くんの間に大ちゃんの誕生日ちょうどはさまんのね。3月は1週間ごとに毎週誕生日だ。
ちなみにみどりと稔の子供である私と弟ですが、二人とも特にフィギュアスケーターで誰かに似ていると言われたことはありません。と思ってたけど、弟(本人は似てる有名人、ドラドラ鈴木とかクラウチとか言ってる)の彼女だけはライサチェクに似てるとそういえば言ってた。