季節の変わり目め…

風邪ひきそうになった。寝込んだ。ちょっとよくなった。まだ書いてない東京ブロックのことそろそろ書くべか、と思ったら、右手首の腱鞘炎が極まってた。スケーターの皆さんは足首が腱鞘炎みたくなるんだろうか。アイスダンサーの男の人は手首にくるとは聞いたが、普通のスケーターはどうなんだろう。引退後のことを考えてきちんとクールダウンした方がいいですよ、と自分の手首が極まる度に思います。あと、顎おかしくなった時も思う。

あ、親指Pは再読終わった。次は犬身だ、これタイトル献身と変身かけてんのかなあ?
ベルト・モリゾ展にはまだいってない。間に合うかなあ。カミーユ・クローデルもそうなんだけど、この年代の女性芸術家には異常に惹かれる。理屈抜きで惹かれる。かつて同業者であったこと抜きで惹かれる、と思ったけど、同業者であったからこそ感じるところはあるなあ。あと、少女趣味の極みでバカにされること請け合いだが、アルフォンス・ミュシャが好きなことは否定できないです。いつかスラヴ叙情詩みにいきたい。
新しいエントリつくるのもなんだから、手首よくなってきたらここにブロック大会のことは書き連ねていこう。
うまく眠れないので手首固定して書きます。
ジュニアの子についていちいち書くのはまだ忍びない気がするので(やっと今シーズンになって浅田真央については選手としてきちんと扱えるようになった!と思った、昨シーズンまでは、まだ判断すべき段階ではないと思っていた。そういうのと一緒です)シニアのみ。
・鳥居兄弟好きなんです。お兄ちゃんの丁寧な滑りも弟くんの方のスピードある滑りも好きなんです。けど、目の前で弟くんが転倒した時「べち」って音が肉が氷に叩き付けられた音が、ものすごく印象に残って、小さい頃からフィギュアスケートをやっている人達は氷の上で受け身がとれるんだなあって思ったんです。転び方が上手。だから、日米の安藤さんのようなイレギュラーな転び方をするのをみると一般人より経験者の方があせるのだろうなあと思った。
・名古屋は中京大学、近畿以西は関西大学、みたいなことになってますが、東京は早稲田と明治なんだなあと思った。明治が特に勢いあった。柴田くんが一生懸命同じ大学の子をリンクサイドで応援してるのを見ていると、普通の大学生なんだなあって当たり前なんだけど、改めて思った。柴田くんはオフリンクで見ると本当に綺麗な男の子、という感じなので、その普通の大学生ぽさがよかった。彼は荒川さんみたいな一人っ子マイペースなんだろうかなあ、人懐っこいくせに人見知りつう感じにも見えた。オフリンクの柴田くんから垣間見える人なつこそうな笑顔に道産子を感じてシンパシーをもった。
・柴田くんは柴田くん比でスケーティングよくなってましたよ。私はこれが何より嬉しい。
・小林くんは加点もらえるほどの綺麗なジャンプか決まらないかのコントラストが鮮やかでした。練習で4T飛んでいたのを見て、その才能の片鱗を伺えて、こりゃ確かにその才能をどうにかして花開かせろよ!と周りが思うのは無理がない、私だってそれ見たいもの。そりゃインタビューもすれば特集も組む気持ちはわかった。わかるから困った。なんでお前こんなとこでもたついてるんだよ、と。
・何をするにせよ一番必要なのは努力する才能なのかなあ。
・神宮の子は練習しようにも環境が大変そう。
・ムサシノの子はおしなべて滑りが綺麗で曲も面白いとこもってくる。
・林さん、あれ決まったらさぞかしかっこいいだろうなあ。
・萩原さんはどこで練習してるんだろう?
・望月さんのラフ2はかなりまともな編集でした。彼女のスパイラルやスピンのポジションの美しさと曲がマッチしていた。林さんとかはアイスダンスの級もってるみたいなんだけど、望月さんは持ってないのかなあ。そういう方向でも見てみたい気がする人だ。
・奈也ちゃんスケカナでは3F降りられるといいな。もう少しだった。
・中野さんは本当すごかったんだけど、多分、まだ、本調子じゃない。それが一番嬉しいことです。全試合3Aと3-3決まることをお祈りしておきます。
・由希奈ちゃんは、今、コンペティターとしてその場にいるというだけで私は嬉しいのでした。由希奈ちゃんの戦う意思の強さに泣けてきた。衣装、安藤さんのサムデリと同じような色だった、よく似合っていた。
・シニア女子の表彰台の望月さんを見て「ロシェットみたい」と言われて、確かに筋肉質じゃないロシェットという感じでした。スタイルの良さがよく出ている衣装でセンスいいなあとも思った。しっとりとした美人さんだった。中野さんの清楚な感じと武田さんの明るく溌剌とした感じと望月さんのしっとりとした感じが皆別嬪さんだけどタイプの違う別嬪さんが並んでいて素敵な表彰台でしたよ〜。
・そういえば観戦中、樋口先生がすぐ後ろにいらっしゃいましたよ〜。
・表彰式の前、奈也ちゃんがノービスくらいのちびっこ女子選手に囲まれてサインねだられていた。奈也ちゃんはそれにいつものニコニコ笑顔で応えていた。多分あの子らは神宮の子じゃなくて、トリノ後に始めてやっと今年くらいから試合に出られる級をとった子たちなんだろう。去年は全然そんなことなかったから、スケート人口増えたんだなーと嬉しかった。
・女子校でボーイッシュな先輩にむらがる後輩、という図をよく見ていたがそれより格段に清々しかった。小学生の女の子がが大学生の女子選手に憧れている姿がやたら印象に残った。私、誰かが誰かに純粋に憧れてる姿を見るのが大好きなので。
・かつての奈也ちゃんは荒川さんとちょうどそういう関係なんでしたっけ?そういうのが連綿と続いていくのはいいなあと思う。
・太田さんが伊東強化部長(コーラーやってたみたい)と話しているのを見ていて、足が小さいことに気付いた。あの小さな足を故障して、それでも戦っているのか、と思ったら、なんだか胸がしめつけられた。太田さんの足はまるで纏足のようだなあと思った。
・中野さんの3Aに興奮しながら帰途についたのですけど、一緒に観戦していた人が村主さんファンなので「正直複雑じゃない?」と訊いたら「それとこれとは別物ですよ。村主さんにはみんないい演技をした上で自力でいってもらいたいから」と気負いなく、だから本当に本心からそう思って村主さんを信じているんだなあと感じて、自分は小さい人間だと思って恥ずかしくなってしまった。村主さんを信じる人がキラキラしていた。私、こんなにキラキラして選手を応援していないと思う。だから恥ずかしかった。
・東日本もちょっとは観戦しにいけるかなあ。いけたらいいなあ。
・そして私もキラキラした人になりたいなあ。もっと純粋に応援しないとダメですね。
・それにしてもスタオベってほんとうに衝動的に立ちたくなるものなのな。神宮のベンチでスタオベってほんと自分にびっくりだよ。
・ブロック大会のレベルあがってる?注目浴びるってこういうこと?

・話は日米対抗の方にいっちゃうのですけど、ヒップホップスワンレイク、フリーの出来が悪かったから罰で滑らせたっていうことになってるけど、きっとフリーの出来がよかったらよかったでなんやかや理由つけて滑らせてたと思う。あいつはそういう男だよ。
・あのヒップホップは私のようなオールドスクーラーにも優しいわかりやすいヒップホップでしたねえ。でも、「オールドスクール」の意味すら知らん、きいたことすらない、という人々やジャッジがフィギュアスケートに関係する人は大多数な気がするので、そういう人がどうなるのかは知らん。
・あれ、シーケンサーとちょっとテクあればちゃっちゃとサンプリングしてトラックすぐ作れるよね。でも、あのニコライさんがそれを夜なべして作ったと思うとちょっと微笑ましいのでそういうことであってほしいです。
・そんで、その労力をせめてもう少しでもロメジュリの編集の方にもっていってもらえれば…
・いやもう何も言うまい。
N響アワー見ててさ、プレヴィンがラフマニノフ交響曲の方の2番振ってて、あーやっぱラフマニノフ好きだなあって思いました。チャイコフスキーと何が違うと言うと池辺先生がおっしゃった通りロシアンロマンティシズムの中に20世紀のエッセンスが入っているところなんだと思います。
・昔、「うちのオケでラフ2やれるかも」と知り合いが嬉しそうに話してたの思い出した。「コンチェルト?シンフォニー?」と訊いたら「シンフォニーの方だけど、でも嬉しい」っていってたけど、結局やったのかなー。
・オケでやるんだから、普通に考えればシンフォニーだったのか。いやでもどっちかわからんよなあ。ピアノのソリスト入れることだって多々あるわけだし。
・ラフ2はコンチェルトもシンフォニーも両方好きです。ピアノソナタ2番も好きです。
・昔の自分の音を聴いてみた。今スケートみてて好きな感じのこぶしが回ってた。驚いた。気付かなかった。歌い方に特徴があったとは漠然と覚えていたというか人に言われて認識していたけど、まさかここまでとは。
・会場で選手達を見ていて、オフリンクでは例外なく顔が小さく細いのが印象的で、フィギュアスケートやってたらこういう体型になんのかなあ、と漠然と思ってたのですけど、逆だ!こういう体型だから選手権大会の予選に出られるレベルまではあがってこれるんだ!こうじゃない人は途中でやめていくんだ!と天啓が。つくづく過酷で残酷な競技よのう。氷映えしようとしまいととにかくオフリンクだとみんな細いよ。これ強調したいよ。テレビで見てて、ん?と思うような子も会場で観客にまぎれてるのみるととにかく小柄で細いの!選手と一般人じゃ全くサイズが違うの。体はともかく顔の骨格まではいじれんだろうから、フィギュアスケート向きの体を持っている人しか残っていかないんでしょうね。