マジリアルに若獅子

marginalism2010-04-10

将棋ヲタの「未来の名人候補な19歳、リアル3月のライオン豊島将之五段に、世のメガネ男子好き女子はもっと注目すべき」との声と共に貼られていたURLをポチっと押してみた。
豊島将之五段
http://kifulog.shogi.or.jp/kiou/2010/03/1940-1b82.html
推せる。つうかマジこれ1枚目の立ち姿とかそのまんま桐山零くんのシルエットだな。黒ぶちメガネ、猫背やせっぽちって羽海野チカ漫画メガネ男子御用達じゃないですか。
3月のライオン』公式サイト
http://3lion.younganimal.com/
零くんのシルエットがわからない人は試し読みすればいいよ。
http://www.hakusensha.co.jp/cgi-bin/comics/comics_ore.cgi?isbn=9784592145110&mode=0
そんで(主に画像などの)情報漁ってたら師匠の名字が桐山じゃないですか。あと誕生日4月って設定も多分一緒ですよね(4巻74P参考)。ウミノ先生ガチすぎです。

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

以下、『3月のライオン』4巻読んだ後の羽海野チカさんへの手紙

ウミノさん、大変ご無沙汰しております。お会いしたのは、気がついたらもう10年近く前になっていました。
例のごとく号泣しながら4巻も読ませていただきました。
香子の弱さ、ずるさ、脆さ、やり場のないエネルギーの当たり散らし方の不器用さが哀しくて、この被害者意識にこりかたまっているからこそ視野狭窄に陥っている賢く幼い女の子の人生の新しい目標が早く見つかればいいなと思いました。
将棋のことはわからないですけど、羽海野チカの闘いのドキュメンタリーだと思って読み進めており、いつもその生々しい格闘ぶりに励まされております。
ハチクロではほとんど描写されなかった主人公(はぐみ)のモノローグを、今回は主人公の語り口としてそのまますっと描いている、そしてそれはウミノさんの真の声なんだとも思っております。もちろんモノローグは全てそうだと思って読んでますが、自己評価の低い天才の声、その天才に聞こえてる声は一番リアルにウミノさんが感じているものなんだろうなあと思っております。ウミノさんの漫画の描き方って全てのキャラクターに憑依して描けるのもすごいんだけど、モノローグを語っている人物がいきなり切り替わってもその語り手が誰なのか即座に理解できるのが一番すごいと思ってます。これは技術うんぬんじゃなくて才能だと思ってます、やっぱり。
私も他人の描く物語を消費するばかりではなく、そろそろ自分が描くべき物語を描く準備をしなければ、と身が引き締まります。
ウミノさんが覚えてらっしゃるかどうかは分かりませんが、またどこかでメガネ談義を熱くできる機会を作れるよう、追いつきたいなと思っております。
沢山話したいメガネやメガネやその他のことは、ウミノさんや皆様に追いついた時にまた是非。
散々お世話になった先生方に不義理ばかりですが、まだ私は顔向けできないので、どうにか顔を起こせた時に受け入れてもらえたらな、と自分勝手極まりないのですが、そうささやかに思い願っています。

ウミノさんはネットで自作の評判を検索されるという話を目にしましたので、これがいつか目に留まったら幸いです。



以下将棋のことがわからないフィギュアスケートヲタ用に4巻ネタバレ。
(なお、フィギュアスケートと共に駆け抜けた4年の青春のこともそろそろまとめたいと思っています)
将棋界は男社会のため、男子基準になっております。
A級=最終グループ
居飛車党=クワド厨
振飛車党=クワドレスチャンプ
オールラウンダー=クワド挑戦ステップレベル4狙い
辻井九段=ランビエール
藤本棋竜=ジュベール
7九角=伸ばした手の先に見えた金色の光

異論は認める。
て、え、豊島将之五段って関西大学在学中なの?なにそれ因果はめぐるの!?