トロント・ディーヴァの難題

小塚崇彦SPの「Inner Urge」って最初に聴いたときから『死刑台のエレベーター』ktkr!!!!!!ってもうそのイメージしかないんですよ、コンセプトもモロあれでしょう!でも、多分、ウィルソンもタカちゃんも『死刑台のエレベーター』見てないんだと思うの、見てたら絶対あの逃亡劇がどっかにこびりつくはずだと思うの。
(ニュープリント版劇場公開見逃した悔しさがまたよみがえる)配給会社ザジフィルムズの『死刑台のエレベーター』公式サイト*1
http://www.zaziefilms.com/shikeidai/
というか、私がルイ・マルと、この映画大好きだからあのイメージで滑って!お願い!小塚崇彦さんに差し入れする人とかいないの!?てゆうか小塚崇彦本人が買え!借りろ!Ascenseur pour l'échafaudでググってどっかの動画サイト探せ!と思ったけど、フランス語なので、やっぱりDVDどっかから入手して見てください。ドリフとジブリを知らない30代日本人でお馴染みの私もなんとか頑張ってナウシカ見るからタカちゃんも死刑台のエレベーター見て!演技の幅広げる投資だと思って!そしてフィニッシュポーズであのラストシーンみたいに!さあ!てな気分にさせて!

こっから入手でもいいです。マイルス・デイヴィスの即興演奏聴くだけでも普通に参考になると思うけど。あれ即興なんだぜ…!

死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD]

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そして私、この映画の話するとどうしても『午前3時のオプ』思い出して聴きたくなる。フリッパーズで一番好きな曲だと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=FtpixF1Bs90
「午前3時のオプ」の歌詞。doubleK.O.corporationの最高傑作だとやっぱり思ったわ。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND11503/index.html
ああ、でも「青春はいちどだけ」も捨てがたい!選べない!

小塚SPの方は、私はイメージ掴めてるから、あとは小塚くんがそれを見せてくれるのを待てばいいんだけど、高橋大輔SP「In the Garden of Souls」の方は私がイメージ掴めなくて腹が立っている。見せてくれてるものがすごいのはわかるんだけど、もっと奥まで手を突っ込んで理解できるはずなのに、私の手がそこまで伸びてないことがもどかしくてイライラする。もっと私、あの世界わかるはずなのに!世界は私のものなのに!なんで見えない!なんでわからない!って。
中近東の音楽で、とか、なんかいろいろコンセプトあったような気がするんだけど、そういうの見聞きしてた時に思い出したのベジャールバレエの『ルーミー』なんですよね。
Maurice Bejart :"Rumi"- musique Kudsi Erguner

http://www.youtube.com/watch?v=enOmxQP6JWs
でも、これ見た時のめくるめく陶酔感は、あのSPからまだ得られないんだよなあ、私の問題なのかなあ、それとも、まだ、あれでも、あそこまでやってるけどそれでもなお、もしかしたら大ちゃんがうまく掴めてないってことなのかなあ、あの人が掴めてたら*2絶対私よっしゃああああああ!!!!ってなってもっと中に入ってわかる気がするもの。まだ表面しか触ってない感じがしてもやもやする。単純にトルコとイランつうかペルシャの違い?コリオグラファーは男性の美しさを引き出すのは双方うまいはずだから感性が欧州か北米かの違い?もっとくるはずなんだけどなあ。なにが問題なんだろうってそればっかり考えるわ。腰入ってない、しか印象が残ってないFOIの時点よりもやもやしてる。あの時は腰がコリオグラフについていってないのはまだ滑り込んでないからなんだな、っていう理由が目に見えてわかってたから、これからどうしてくるのかな?って思えば済むだけだった。今はなあ、点が出てけっこうな人が熱狂しているのに、私はまだ入れてなくて取り残されてる感満載で、何が足りないのか分からなくてなあ。今シーズン終わるまでには答えが出せてればそれでいいので、次の試合期待してます!

*1:ザジフィルムズってもうこのネーミングだけでルイ・マルファンとしては推さざるを得ない会社だよね!『地下鉄のザジ』が一番好きな映画だった風街在住オリーブ少女JKという過去を差し引いても

*2:私、何が理由なのかわからないのだけど、とにかくものすごくタンゴが苦手なので、タンゴ以外だったら。去年のフィギュアスケートタンゴ祭りは拷問のようだったが今季はワルツ多くてワルツ番長の私歓喜