友達ハケーン

ドラマの『電車男』を見ていて友達を発見しました。エンドロールのところで胴上げしてた。満面の笑みで電車男を胴上げしてた。
まとめサイトもちゃんと読んでいなければ(最初と最後だけ流し読み)、本も映画も全くスルーなんですけども、ドラマの『電車男』はとても面白いです。途中から見た一話目で、伊藤淳史(チビノリ→ワカゾー→電車男コテハンが変わる人)の実家の設定が自転車屋木梨憲武の実家じゃねえか!)だというところに愛を感じたのですけども、それ以外にもあらゆる所でこのドラマ作り手の愛が溢れてていいですよ、過剰な程の愛が中心にある世界は素敵だと叫びたい。
その前に『とんねるずのみなさんのおかげでした』があるのも愛だ。チビノリダーも一人前になって、みたいな事をあの二人がしみじみと語っていたのが染みた。チビノリだもの、ねえ。小学生の時、タカさん派かノリさん派かという話題で、高学年にもなるとタカさん派なのが恥ずかしくてノリさん派に乗り換えたとか覚えてるよ私。チビノリ可愛いし、とか言い訳つけたよ。そのチビノリが立派に育ったんだなあと、当時のスチールが一瞬だけ出て、とにかくちっこかったなあ、と思いました。
ドラマでは小栗旬のAA職人が手打ちなのにも愛を感じる。オグシュンキター!とか思う。映画ってあんまり2ちゃんねらー出てこなかったんだよね?成長物語を描くには、映画の尺は短いだろうなあとやはり思うので、テレビドラマがこれは一番面白いんじゃないかなあ、『電車男』という物語に肉体を与えた時にあの形になるのはとてもいいというか、ここまでやれたのか、と思ったので。