ふるさとはとおきにありておもうもの

marginalism2005-07-13

ドラマの『がんばっていきまっしょい』を見たんですけども、夏、部活、勉強、海、自転車、路面電車、方言、諍い、という要素が詰め込まれていまして、これで泣かなくて何で泣く、という勢いでダーダー泣いてみてました。舞台が松山なのですけども、私は部活の大会で夏に松山にいったことがあって、余計感極まるものがありました。あの時のうだるような暑さを思い出し、それは確かに部活の大会でいったのですが、その一方では受験生なものですからチャート式や一問一答などの参考書も持ち歩き、私は高3の時の記憶がほとんど飛んでいるのですけども、いきなり鮮明にあの時の感覚が蘇り、もういい歳ですので思春期まっただ中の女子高生だけではなく文句垂れのOGの人の気持ちもわかり、個人的な体験とテレビドラマの中の世界が繋がり、赤点取ったら部活動禁止とかあったなあとかいちいちうなづきながら見ていて、望郷の念が芽生えたのです。そしてそういった感情をひきずりながらネットを彷徨していたら故郷を同じくする方が紹介されていたブログ(http://blog.livedoor.jp/ootemachi_hakodate/)を読みまして、ああ、この夏には久しぶりに故郷に帰りたいなあと思いました。
故郷にはそれなりに複雑な思いはあるのですけども、やはり私はあの街を愛しているし、あの街に対しての想いは一度は徹底的に憎んだからこそ愛おしくてしょうがなくて、私の18年間育ったトポスに対する義務を私はまだ果たしていないなあと思ったので、自分にできる事からやっていきたいなあと思いました。といっても何が自分にできるかはよくわからないので、とりあえずそこのブログにトラックバックを打つ事から始めます。

http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/toshiken/machidukuri/akiyajyouhou/
この取り組みはとてもよいと思うので、もっと活発にこれをやるといいと思うというか、家賃の安さに呆然とする東京生活10年めの私でございました。

このブログの名前は実は故郷の場所なんですよ。私の故郷はだいたい北緯42°、東経140°のあたりにあります。