データが消える前にやってたこと

仕事の関係のメールアドレスも飛ばしちゃってわかんないから、報告しようもないから淡々と日記を書くことにします。
アメリ東海岸の某都市の大学に経済学で留学している友人が一時帰国したので買い物に付き合いつつ飯しばいてきました。
私はつくづく「オカン」未満の「おねい」なのだなあと思いました。若い頃はあんまりわからなかったのですけど、ある年齢を超えると自分から「長女」が染み出ていることに気づきました。そんで、最近思うのは「弟」の人と動くのがなんだかんだで一番楽。「弟」の人の考えてることはようわからんけど、どう対処すればいいのかはだいたいオートマティックに体が動く。「弟」の人から見る「姉」の人の扱いもそんなもんなんだろうなと思うけど。
「弟」の人は
・リーダーシップをとりたくない、俺にそういうものを求めるな
・立場としては下っ端だけど精神的には優位にたてるような余裕のあるポジションがいい
と言ってまして、きょう会った「弟」の人だけじゃなくて、他の「弟」の人も実弟も似たようなことを言ってたので、「弟」というのはそういうもんなんだろうなと思った。
「姉」の人は
・リーダーシップをとりたくないけど誰も適任者がいない時は仕方なくやる、でも暫定でいたい
・立場としてはナンバ−2のポジションがいい、副○○が一番落ち着く
のでしょうか。これ、私のことなんですけど、他の「姉」の人はどうなのか。

あと、帰り際にいらなくなった傘を押し付けられそうになった。これはあの伝説の高橋さんの「サラダ食う?」じゃないのか、と気づいた。あれはやっぱり「弟」の人だからこそなせる技。

アメリ東海岸つれづればなしのコーナー
・おみやげにトランスファー(トランジットもトランスファーもまとめてトランジットって日本人は言うけど乗り換えの場合はトランスファーだと訂正された)で訪れたシカゴの囚人が着るTシャツをもらったよ。東海岸某都市のあたりの空港から飛ぶとシカゴでよく乗り換えがあるらしいよ。手持ち無沙汰で街に出るとシカゴにはパブリックアートがいっぱいあるよ。おおざっぱに日本でいうとシカゴは大阪とか名古屋とかそんな感じだよ。シカゴの囚人は囚人のくせにオランダ代表レベルでオレンジなTシャツを着てるよ。逆か、囚人だから目立つ色着なきゃいけないのか。

・多分荒川しーちゃんがいってる美容室とか俺わかるよ。あそこらへんから一番近いのは某都市だし、日本人の美容師なんて一人か二人しかいないから、多分どっちかだよ(ニコライが大ちゃんを連れてった美容室はそこなのかしらと思ったよ)。日本人コミュニティがあるのはあそこらへんだと某都市くらいだから絶対いると思うよ。だって。

アメリカ人は外国のことなんて気にしてないよ、だって近場にある外国って2つだし、そのうちの1つはカナダだし、東海岸からしたらメキシコは遠いし、それより国内がでかすぎて他に目が向かないよ。日本なんてちまい国みてるわけないじゃん。


その他
・「日本語の専門書が欲しい」と聞いて「(経済学の)日本語の専門書が欲しい」という意味だったらしいのですけど、私は「日本語の(学術として分析されている)専門書が欲しい」という意味だと思ってしまって、つくづく私の頭の作りは人文の人間のソレだと思った。
・そもそも、他の学校の講義にももぐってると言ってて、「それはやっぱり経済学なの?」と訪ねたら不思議そうに「当たり前じゃん」と言われたのですが、文学・芸術学あたりだと自分が専門としている学問以外の分野の講義にも普通にもぐるからさあ、つくづく私の頭の作りは人文の人間のソレだと思った。
・お互い専門が違ってる人間同士だと雑談してても自己と他者の境界がはっきりわかってすげえ。
・偶然『サルまん』の生原みた。すげえ。
・また世界の山ちゃんにいけなかった。でも10年ぶりくらいに点心の店にいった。まだあった。相変わらずうまかった。
・私は安達哲の『バカ姉弟』の姉弟どちらかに感情移入できる人間と多分付き合いやすいんだと思う。


バカ姉弟 (1)     ヤンマガKCデラックス

バカ姉弟 (1) ヤンマガKCデラックス

  • 作者: 安達哲
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/06/06
  • メディア: コミック