オールドスクールサンドリヨン

marginalism2006-10-05

http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20061004/1159958479の続きです。
お手伝いしたのでレセプションなるものに御褒美で出ていいよ、とゆわれたのですが、どういう格好していいのかわからず不安になっていたのを見かねた女友達(年下)が、ジュリア・ロバーツを連れ回すリチャード・ギア、もしくは花売りイライザとヒギンズ教授みたいな勢いで一緒に色々見て回ってくれて、要は一日だけ私専属のトータルビューティーアドバイザーとなってくれて大変に助かりました。なんとかなった、多分。
(画像はサンドリヨン=シンデレラではなく、対極の存在のマリー・アントワネットです)

wikipediaのシンデレラの項より

1.シンデレラは、継母とその連れ子である姉達に日々苛められていた。
2.ある時、城で舞踏会が開かれ、姉たちは着飾って出ていくが、シンデレラにはドレスがなかった。
3.舞踏会に行きたいシンデレラを、不可思議な力(魔法使い、仙女、ネズミ、母親の形見の木、白鳩など)が助け、準備を整えるが、12時には魔法が解けるので帰ってくるようにと警告される。←イマココ

この後きちんとこう続くといいよね!

4.シンデレラは、城で王子に見初められる。
5.12時の鐘に焦ったシンデレラは階段に靴を落とす。
6.王子は、靴を手がかりにシンデレラを捜す。
7.姉二人も含め、シンデレラの落とした靴は、シンデレラ以外に誰にもあわなかった。
8.シンデレラは王子に見出され、后として迎えられる。

トータルビューティーアドバイザーにきちんとした格好したらそれなりになるんだから、もっと自分に投資しなきゃ!とか、こっちにこれるのにもったいない!とか、ごもっともなことを言われて結構揺らいでたりします。このままじゃいけないよなあと。
こんな服面白くない、とか言い垂れてて、面白みなんて今必要じゃない、と切り返されて、これ何か知ってるなあ、ああ、そうだ、『ハッピーマニア』のシゲタとフクちゃんのやり取りだ、私シゲタか、そっか…そういえばあれ最後タカハシと結婚したのは覚えてるんだけど、なんでタカハシと結婚することになったんだったっけ、と渋谷の街中を歩きながら考える私でありました。

このくらいの歳になると一般的には金より時間の方が大事になるじゃない。自分のために時間を費やしてくれる友達がいることが私は大変に嬉しかったのでありました。金はなくともチャンスとか時間とか与えてくれる友達がいるから、私は悪い歳の取り方はしてないと思うの。そう実感した。