オペラ座の展覧会

marginalism2006-10-04

今週末に友達の展示が東京オペラシティで始まるので、設営のお手伝いをしにいきました。
http://www.operacity.jp/ag/(これのproject Nというやつ)
初対面のお手伝い仲間の方々に「貧乏*1で社会性のない*230歳」と紹介されましたが、まごうことのない事実でありますので、おとなしく施された弁当食っちょりました。いや嘘おとなしくなかった、主に私が騒がしいので本職のキュレーターの人に睨まれてた。
最初はただの廊下みたいなとこが段々とそれらしくなってくのを見てくのはテンションあがりますね。『展覧会の絵』のプロムナードっつうのはこういうことかと思いました。
そんで、友達の絵がずらーっと並んでて、やっぱりそれに囲まれると描いた人のキャラクターって否応無しに伝わってくるんだけど、本質的な人の良さが表れてて居心地がよかったです。前にテーマはオザケンっていってたのもなんかわかった。最近の小沢健二の方向と同じ方向に歩いてるんだなあって思いました。少なくとも私より遥かに小沢健二に作家性は近いだろうなと。『毎日の環境学』や『うさぎ!』の小沢健二に遅れをとってない。だから、私はそういうのは小沢健二や彼に任せておけばいいと思いました。
伊東豊雄の企画展と同時開催らしいので、芸術の秋に気が向いた方はふらっといって楽しめると思いますよ。オペラシティ自体がけっこう面白い。

で、私は社会性がないため共同作業から外されて一人で東南アジアの人みたいに地べたに座ってせっせこポスター巻いてたのですけど(オペラシティの中のナディフで売るんだって)、『All Rights Reserved』ではなく『Some Rights Reserved』と書いてあって、これは何を意味するのかと尋ねたら、クリエイティブ・コモンズという概念なんだそうだ。著作権パブリックドメインの間の概念だって。
http://www.creativecommons.jp/

東京のオペラ座はなかなか侮れなかったです。ので、きっとまた行きます。

友達のサイト→http://www.omolo.com/

*1:ここ数年、月収10万円以下、年収余裕で100万円以下で一人暮しをしております

*2:基本的にひきこもり、家で出来ない仕事は無理、社交的とは正反対