NON…DAME?NOMADE?

エリック・ボンパール杯エキシビション見てたらフランスクオリティにあてられてわけのわからんフランス語を書いてみたくなった。むしゃくしゃしてやった。今は反省できない。定冠詞とか知らない。むしゃくしゃしてごめんとあやまる相手は正直ユナキムくらいしかいない。

ポイキオはエキシビション出れんかったのでしたっけ、すっかり出れると思い込んでて、見れると思い込んでた。ポイキオ好きなん。スケーティングや所作がいちいち丁寧だから好きなん。あの顔みてると、ああフィンランドってムーミンの国なんだなーってしみじみと思うん。私のフィンランドのイメージはサンタクロースとムーミン楢山節考に共感する国(フィンランドにも姥捨て山のような習慣があったとかなんかで見たか読んだかした気がする)ってくらいです。あとあれか、シベリウスフィンランドか。

夜中のGET SPORTS枠で見た小塚くんのスケーティングは以前より更にお餅のように伸びてました。小塚くんのスケーティング見てるとなぜかいつも無性に真っ白い餅が食べたくなるんです。真っ白いまん丸いお餅の両端持ってのばしたくなんの。

GET SPORTSなんて正直反町メガネ待ちだった。反町助教授の講義きいてポワワンとしようと思ってたらTEBの男子シングルFSが来て小躍りした、ガッツボーズ出たよ。

ストロングエッジの男子なんていらねー、私やっぱスケーティングフェチだー、と今改めて噛み締めました。

そんでまあ、のだめのキャスティングは本当しっかりしとんなと。『純情きらり』の達彦坊ちゃん(ごめん、役者さんの名前失念)がくろきんですか。ピッタリはまっとるがな。ええがなええがな。くろきんと小塚くんってなんか似てるよね、くろきんがフィギュアスケーターだったらきっと小塚くんみたいなタイプだったと思うの。小塚くん、モーツァルトオーボエ協奏曲使えばいいんじゃねえの?関係ないけど中野さんにはモーツァルトクラリネット協奏曲が合うと思うよ。

私、『純情きらり』の前にしっかり見てた朝ドラは『てるてる家族』だから秋子ねえちゃんこと上野樹里のだめと達彦坊ちゃんこと福士誠治*1くろきんはなぜか脳内でしっかりリンクしとる。

自分で認めるの癪なんですけどね、私は『音楽の才能のないのだめ』呼ばわりされたんですけどね、それは高校時代の同級生が当時を思い返してそう言っただけでね、最近の私はむしろ千秋に近くて嫌になる。千秋のダメな所がすなわち自分のダメな所でムカムカします。ドラマにされると余計浮き立って嫌だ。嫌だ嫌だ思いながらラフマの連弾とかさよならSオケシーンとかで泣いてんだけどさ。まさか今週泣くと思ってなかったんだよ。ちっくしょ!MERDE!

で、私は漫画の方を読んでて、まあそれなりにここでどういう音が鳴るかとかは想像できていて、それが普通だと思って読んでいたのですけど(こういうとこが俺様千秋様)、想像できなかった人が実は大部分で、そういう人がドラマで音楽がついて新鮮で驚いて感動してるつうのは何となく今回でやっとわかった気がする。千秋が他の人たちに歩み寄ってったのを見てやっとわかった気がする。
真澄ちゃんの太鼓の達人シーンに入った時にメンコン*2がBGMになってたと思うのですが、それでやっぱ安藤さんのFSを思い出すわけで、そんで真澄ちゃんが気持ちをこめておもちゃの太鼓叩くわけで、安藤さんは最終順位が確定した時、真っ先にユナキムを讃えにいってて、私はそういうちょっとした思いやりシーンに弱いのでグっときてまして、それで千秋様で真澄なわけで、つうか松岡修造テレ朝のスタジオにいないと思ったらパリいってた?いやいってないよね?Vの作りでだまされそうになったぜ!あぶねえ!

フィギュアスケート報道はどうしてこんな適当なんじゃろなあ。

ブルーの美姫、エキシビションで伸びやかな舞
http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20061120i301.htm
(内容引用は略)

どう見ても衣装はいつもの白のホルターネックです、本当に(ry

読売のはライトの調子なり何らかの要素なりでブルーに見えた可能性もなくはないからただの事実誤認と言えなくもないですが、朝日のこれは決して真顔で受け止めてはいけない。こういうのをきっとメディアリテラシーって言う。

安藤、重圧2位 ジャンプで転倒、新生途上
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200611190226.html
 フィギュアスケートのフランス杯で金妍児ら上位がそろって転倒し、逆転優勝のチャンス。安藤も、最初に跳んだジャンプ、3回転ルッツで転んでしまった。
 「助走のスピードがもっと出ていれば成功していたかもしれない」「脚の操作が遅れたかな」。技術に狂いがなかったか振り返ってみたが、見つからなかった。本当の原因が心の弱さにあったことに気づく。
 「目標にしていたGPファイナルに出たいという気持ちで緊張した。緊張で気持ちが押しつぶされそうになった」
 優勝したGP第1戦のスケートアメリカは「練習してきたことを出せばいい」とリラックスできた。しかし結果を求めたこのフランス杯では、そうはいかなかった。
 「昨季のようにミスを引きずって繰り返さなかったことはよかった」と安藤。しかし本当に強い選手は、ミスを犯す前に心の乱れを食い止めるものだ。重圧に負けて惨敗したトリノ五輪までの安藤とは違う「新生安藤」という評価は、気が早すぎたのかも知れない。
 女子の競技が終わり安藤の2位が確定した直後、安藤を指導しているモロゾフ氏が舞台裏の通路ですれ違った国際スケート連盟のチンクアンタ会長に助言を求めた。答えは短く、厳しかった。
 「もっと練習が必要だね。彼女は自分が美しいと信じていない」
 GPファイナルはさらに大きな重圧がかかる。続く全日本選手権もレベルが高い。自分との戦いが続く。

こっちはなんか、朝日の最近のポエムの流れっちゅうか、勝手に安藤美姫の心情を創作してそうだから、あえて晒し引用。『「助走のスピードがもっと出ていれば成功していたかもしれない」「脚の操作が遅れたかな」。技術に狂いがなかったか振り返ってみたが、見つからなかった。本当の原因が心の弱さにあったことに気づく。』この部分なんか特ににおうよ。
そもそも読売や他のメディアが取材してる腰の状態に触れとらんがな。腰の調子が悪かったらそら不安にもなるわ。本当の原因を簡単に心と結論づけんなつう。
それにさあ、エリック・ボンパール杯を『フランス杯』呼ばわりが気持ち悪いの!NHK杯は『日本杯』じゃないの!それと一緒なの!

*1:今役者さんの名前調べた

*2:勘違いしとった、あれモーツァルト交響曲40番ぽい