おろしや国の40度

私は自分の読みさしの本をよく忘れてしまうので、プロフィール欄にまとめておいてあるのですが、今日映画観てから(この映画についてはまた後日)本屋でフィギュアスケートDAYS立ち読みしとったら私が読みさしていた本のうちの一冊紹介されてた。


ロシアは今日も荒れ模様

ロシアは今日も荒れ模様

読み終わったら紹介しようと思ってましたのに先越されました、というか、エッセイなので軽く読めるはずなのになんでこんなに読むの時間かかってんだろ。私は下戸なのでウォトカは飲めないのですが、ロストロポーヴィチゴルバチョフエリツィンの通訳をしていた時のエピソードだけでも読み応えがあったというか、ウォトカ飲めないのに飲んでる気分になれる。
この本にまつわるエピソードで唯一かつ最大の欠点は著者が数ヶ月前に故人になってしまったということです。ロストロポーヴィチよりゴルバチョフよりエリツィンより先に亡くなるとは思ってもいなかった。私が日本にしてはロシアの近くの街の女子校生だった頃から憧れていた女性の一人でしたので、本当にショックだった。
私がロシアについて知識を仕入れる時は米原万里経由のものがどれだけ多かったか、と考えたら彼女の不在の大きさが滲みました。