そうか長野か

アジア大会のオープニングセレモニーで陳露を久々に見て、それがbutterfly loversを滑るルルで、長野オリンピックの女子シングルの時に一番心に残ったのはルルの滑り終えた後の姿だったので、感極まりそうになったのだけども、その後に中野さんのアジア大会でのSAYURIを見てたらルルがだぶってきて、解説が当のルル本人ぽくて、何しゃべってるのかはわからないけど完璧に極まった。そうか、私はルルを中野友加里に投影してたのかと。

http://www.youtube.com/watch?v=G8BrY1q8_rk
サンドラ・ベジックやマリナ・ズエワの振付はかなり好きだから女性振付師が好きなのかなあと思っていたのだけど、どうもローリー・ニコルはそうでもないんだ。ローリー・ニコルの振付がスタンダードなものだからかなあ。今のフィギュアスケート界の振付の中心にローリーがある気がする。ローリー基準でそこからどれくらい離れているかで他の振付師の個性を計っている感じだ、少なくとも私は。

そう思うと、長野オリンピックの表彰台のタラ・クワン・ルルと06全日本の浅田真央安藤美姫中野友加里がかぶるなあ。更に加えるならブッテルスカヤと村主章枝も。

あ!思い出したけど、私、チームからモロゾフが離れて以降のタラソワ振付もだめだったわ。上っ面だけで深みがない感じがして。ついでに、自分がリアシェンコやルルと同い年なんだよなというのも思い出しました。思っていたより真剣に長野オリンピックを見てたみたい。男子の試合観戦にいったキャンデロロ目当ての人々が一斉にクーリックに鞍替えしたのテレビ見てて呆れて笑ったのも覚えてる。