ハイハイふぁむふぁたるふぁむふぁたる

MJ離婚がこんなに話題になるとは小学生の頃は想像もしなかった。小学生で心の父をみうらじゅん、心の母をナンシー関と定め、ひたすらその道を孤独に極め、サブカル大学サブカル学部サブカル学科に進学・優秀な成績で卒業*1、現在サブカルサミット3軍ファームで地ならししている俺ちゃんがサブカルエリートらしい心の砂上の楼閣から「何をいまさら」な視線を持って非サブカル民衆を見下しますよ。

サブカルファームで地ならし中の私がサブカルトップスターのニュースを見て思ったのは、MJの奥さんの限界ってここだったのか、という線が多分「よその女に子供を作る」だったのかなって。学生時代から付き合ってたという記述を見ると、奥さんもファインアート系サブカル大学の人だった可能性高いですよね。『アイデン&ティティ』は壮大ないいわけだったのかなあとかさ。尤もMJの方から切り出したのかもしれないですけど。

娘さん可哀想なんてこっちが言う事じゃないよなあってMJに関しては思うよ。サブカル家庭で育ったサブカル二世とサブカル大学でちょくちょく接したから*2、紋切り型のお話に落とし込むの違和感ある。

それはそれとしてサブカル性質をもったサッカー選手とかフィギュアスケーターをちょっと考えてみたのですけど、フィギュアスケーターに関しては全競技の中でもステファン・ランビエールサブカル偏差値が頭一つ抜けてるかなと思いました。サブカルに憧れてなりきれてない人とかあれをサブカルというにはあまりにもハイエンドじゃないかという人が意外に多かったです。サブカル程度のルサンチマンをアスリートに見出すのは難しいですね!
ステファンは日本人インタビュアーをつかまえて『誰も知らない』の素晴らしさをとうとうと語り、当時の彼女(カロリーナ・コストナー)にもDVDを買って押し付けるという行動の一点の曇りもないサブカル男子ぷりのみに胸を打たれ、また過去を振り返りげんなりして選びました。ワールドタイトルホルダーでオリンピック銀メダリストだから許せる所あるよねー(棒読み(選手として純粋に見るとステファン・ランビエールはかなり好きなタイプです
サッカーは競技自体が日本ではサブカル文化に広義で含まれていそうだったからこういうのはめんどっちくなりそうだから放置しておきます。サッカーとサブカルなんて語りたくてしょうがない(自称)男子がいっぱいいるだろう。

ステファンおすすめの映画、主演女優はYOUだお、主演男優はカンヌで賞をもらったお。協賛はアニエスbだお。(←公開直前の銀座店で『誰も知らない』写真展やってたのを見に行った、私が行った前日にそこでレセプションあったらしい)


誰も知らない

誰も知らない

*1:私の学歴なんざこれであながち間違ってないです

*2:そういう人の典型例の一つに関根麻里