大好きなシャツ

そんなもんボーダーに決まってんだろ。猫にまたたび、鬼に金棒、オリーブ少女にボーダーシャツだよ!
つうわけでここだ。
http://www.ctv.co.jp/zoom/2007/figure/0302/01.html
彼にボーダーのセーターを差し上げたファンの方は名乗り出て下さい!私から感謝状を差し上げます!
あなたはよい仕事をなさいました。というような内容を小松政夫風味にお届けしたいと思います。
メガネ・ボーダーシャツ・ヒゲ、こんなの周りにいっぱいいて見飽きたわ、とか思ってたけどさ、かなりこれはいい。文化系男子っぽくなってる(土屋アンナこみで)。これは90年代だったら確実にDISC UNIONでDIGってんね。
なんか当時の生息地帯でよく見かけたデートはレコ掘り戦場系の人々を思い出した。セントジェームスの色違いのボーダーを着たDJカップルが喧嘩してんのほんとよく見たよねー(遠い目)。私は違うよ、耳が悪かったからDJとかおいそれとやる気もなかった(必死に言い訳厨)。

そもそもボーダーな…おばちゃんおばちゃんじゃない頃からえらい着こなしに努力しないと似合わなかったんよ…オリーブ少女だからめちゃくちゃ着たがって頑張ってたけど…
飲みすぎたクラブのママみたいな体型には似合わないんよ、ボーダー…下戸だからアニメ声だし…
むしろ周囲からゴスロリとか各種コスプレとかすすめられオリーブ少女としてのアイデンティティクライシスがどうとかこうとかの人。

そんなおばちゃんも昔はやるこたやってたのよ的回顧録はいい。

土屋アンナといえば『さくらん』な。香水出たんだよ、さくらんの。
http://www.wakaba.co.jp/item/sakuran.html
http://www.peachjohn.co.jp/info/sakuran/fragrance.html
「攻め香水」ってね、なんかね、モ ヨ タ ン と ニ ナ ミ カ と み か じ ょ ん つう女豹実業家体質のアグレッシブな3重奏くらってね、香水の匂いもわからないのにあてられた。
基本的に私は女業に関しては保守中道穏健派なんでここには近付いた瞬間に捕食されそうだと感じ、逃げを打つことにしました。あ、これかわいい!と何も考えずに飛びついたら最後な気がする。

そして、つくづく『マリー・アントワネット』も『さくらん』みたいな売り出し方をすればあんなに本気で怒られることなかったろうになあとも思います。やってることは実際同じようなもんでしょう、監督の経歴含め。主役の女子は両方とも原作やその人物を知らないと言っておったし(きよ葉は架空の人物、マリー・アントワネットに関してはみなさん忘れがちですけど日本人が異常に詳しいだけです)。興収が絡むと仕方ないのでしょうけども、ソフィア・コッポラファンですらあれはコレクターズ・アイテムと思ってるというかメタな視点で楽しむものだと思ってるんで、前もって準備がなかった人には不親切すぎてさあ、日本の配給会社は壮大な釣りを仕掛けて大漁に釣れたと喜ぶのはいいけど、その後一切のフォローもなく使い捨てでいいのかなあと思ったのでした。ネクストワンがしょぼい扱いになったらやだなあというファンの杞憂であればいいのですけども。