Once upon a time,my photographer friend said…

朝イチでねぼけまなこのまま歯医者行きました。ただの検診のつもりが自分で鏡をよく見たら前歯に虫歯らしきものがあったのでしょんぼりしながら行きました。太陽光がまぶしくささるのでさらにしょんぼりとしながら日傘で身体をかくしながら歩いてました。私は日焼けができず太陽光浴びる→即火傷コースなのでそんで日光湿疹もできるし日焼け止めはSPF30以上の塗ると確実にかぶれるからSPF20前後でも場合によるからベビー用が無難であんまり役に立たないしそもそもアトピー持ちだし、そんな皮膚科関係の話じゃなくて今は歯医者の話だった。
病院の待合室定番雑誌ってあるじゃん、週刊文春とか週刊新潮とかAERAとか。そんで心なく斜め読みするじゃん。
と、いつも通り探したらなんか度肝抜かれた。
そんで、昔カメラマンの人と話していた時に「坂田さん(AERAの表紙写真担当している坂田栄一郎氏のことです)のすごいところは、とにかく撮影時間が短いし枚数も少ない。それで充分週刊誌の表紙で一定のクオリティを保っているのが巨匠の巨匠たる所以」みたいなことを言ってたのを思い出して、ああなるほどなーってぱっきり目が覚めました。
「雑誌の顔」という商業ブランド写真であること、写真家本人の作品であること、被写体から本人が満足できる顔を引き出すこと、この3つのバランスが絶妙だなあと思って。AERAの表紙っておおむね芯を外さないんだよなあって。だからテイストの違う写真が出てきた時(アイドル絡みの時たまに感じる)なんらかの事情があるんだろうなあともすぐわかるんだけど。
スレた感情抜きでAERAを手にしたの初めてかも知れない。
私は写真家ってコミュニケーション能力が高くて反射神経のよい動物のような勘がないとやれないものだと思っているので、今週号の撮影エピソード読んでて、被写体を一言で納得させたのがやっぱ巨匠なんだな、と思いました。AERAの表紙って被写体の表情に意思がありますし、いつも写真家と被写体が一定の距離感で対峙してるなあとなんでこんなにAERAについて考えていたかというと私がAERAを手にした場所での本来の目的の遂行中にそちらに意識を集中させたくなかったからです。
虫歯6本で歯肉炎と診断されましたので歯医者通いの日々がまた始まります…歯茎の状態みて「体調悪い?」とやたら気遣われましたので多分体調悪いんだと思いますというか延々と太陽は私の敵であるという事例を上に書き連ねているのにこれからの時期サッカー観戦なんかムリに決まってるじゃんねえ、なのでアウェイ参戦しようとしていた湘南戦は行けないです。永遠のライトサポである理由って屋外で日傘をさせない場所に2時間以上いるなんて拷問だからというのもあったのでした。皮膚って身体全体にあるからね!大事だよ!いつも日傘を持っているのは優雅とはほど遠いよ!防ぐか焼かれるかきったはったの大騒ぎだよ!
でも関カレは屋内だから見に行くかもしんないです。