卒業したのかとりこんだのか、それとも整理しきれていないのか

marginalism2007-06-27

イケダさんとこ(http://d.hatena.ne.jp/sitebbiw/20070619)で最初見つけた時、どうとりあげていいかわからなかったのですけども、私、このエントリー見て岡崎京子について今でもまだ真摯に情報集めている人がいるんだ、って思ってしまって、それは私が岡崎京子をおろそかにしているということなのか、それとも自らに彼女のエッセンスを自分なりにはとりこみ完了したということなのか、まだちょっとわからないのだけども、とにかくあれだけ心のよりどころにしていた彼女のことを考えない日々がいつのまにか日常になっていたことに驚いた。
と同時に、大学生の時に私はこのフリーペーパーでちょっとだけモデルをさせてもらって、周囲ではその一瞬だけちょっとした事件ぽくなりけっこう連絡をもらったことも思い出して、懐かしくなりました。
20歳の頃、自分の将来が見えなくて不安でしょうがなくてこんがらがってもんどりうっていたけど、でも、まあ、30歳を迎えることはできたよ、とか、驚くべきことに、まるでサカエちゃんのような生き様を20歳以降更に邁進して貫いているよ、とそういうことは伝えてあげたいかな、と思った。当時、自称サカエちゃんはいっぱいいて、それを口に出すのは少々憚られたが、30過ぎて風呂なしアパートで定職も持たずかといって悲壮感が漂っているわけでもなく、ちょっと満喫すらしていて、それをサカエと言わずしてなんという。

改めてこうやってDICTIONARYのサイト見ると壮観ですね。
http://dictionary.clubking.com/index.html
私みたいな女チンピラがなぜ混ざってあまつさえ表紙に紛れ込んでる号があるのか今更ながらちょっと不思議だ。伊武雅刀さんに殺されるグラマラスなビッチ役が見つからんからこの際身長は妥協してもいいや(私の身長は中野友加里さん以上村主章枝さん未満)つうことで声がかかって、池尻大橋のラブホで撮影、フォトグラファーは平間至さん(タワレコのNO MUSIC,NO LIFEとかやってる方)でした。この企画に関わることができた時、胸がでかくてよかったと初めて思いました。他にはあえて言及しませんけども胸とくびれだけはあるんですよ私。ちょっとほっといたらやばくなる、それが三十路だと気付いたので、過去形にならないように努力してますよ。
思いがけなく昔の自分とインターネットで再会するのってあまり嬉しくないこともあるけど、これは嬉しい再会でした。