Frustration in my blood

DOI覚え書き。
・鈴木あっこちゃんがものすごくよかったです、去年由希奈ちゃんをDOIで久々に見た時のような気持ちになりました。鈴木あっこちゃんの復活劇自体は全日本のSPで生で見てるんだけども、やっぱりここまで戻ってきたというか、長いブランクを経てあれだけの滑りをしてくれるということにフィギュアスケートファンは感謝しなければならない。GPS出られないんだよね、残念。
・小塚くんは新SPとアナウンスされていましたが、ステップが両方サーベンタインじゃなかったですか?小塚くんの滑りでサーベンタインやられると、魂抜かれると思った。滑り込んだらやや曲負けしていた部分はなんとかなるかな。
・奈也ちゃんのエキシビションはいつ見ても楽しい。
・村主さんのプロの振付はズーリンでいいんですかね?振付からはズーリン色が出まくっているのだけど、どうも確証がもてない。ああいう路線はズーリンストライクのはずなのになぜか確証がもてない。
・ヨナの腰とランビエールの膝はそうとう悪いんじゃなかろうか。あの若さで故障を抱えている選手を見るのはつらい。本田武史ティモシー・ゲーブルの競技生活後半を思い出し、少し泣きそうに。ほんと選手の皆さんは無理しないで下さい。
・韓国のキム・ヨナフィーバーってもしかして日本の真央フィーバーよりすごい?韓国のテレビ局が気合いいれてレポートしてたのを見た。
・女子は一番勢いを感じたのが鈴木あっこちゃんで、一番風格が出てきていたのが中野さんでした。2トップいなくてもショーは充分成立するが、ちびっこの「みきちゃーん」「まおちゃーん」がないと淋しい自分がいた。少なくともねえ、ちびっこの「みきちゃん」「まおちゃん」コールは、一部男子選手にかかるかけ声より清々しいと思ったよ。
・男子は結局関大2トップが格の違いを見せつけていた気がしますが、私はさかっているメスの嬌声が苦手すぎてちょっと困った。
・ワールド後、更に客層の雰囲気が変わった?それとも観客の意識が変わった?
・さかっているメスの嬌声というかコマ劇場ノリなのかな、あれ。氷川きよしが歌っている時に合いの手入れるみたいなのと一緒だよね。
・あれはまあ、やるのも基本的には自由であるとは思うんですが、あれをやっている人がハロヲタモーヲタ界隈のヲタ芸を否定できる権利はないなと。
・ちびっこの「みきちゃーん」「まおちゃーん」コールで彼女達の野郎ファンの雄叫び的なものがかき消されていたんだなって。ちびっこが叫ぶのは微笑ましいと思うのに、それを否定する人たちって了見狭いよね。じゃあお前等も絶対叫んだり声かけすんなよと。
・とにかく自分のうっとりする才能のなさに愕然。
・スケーティングフェチ的な見所、エンディングで周回している時(上半身みてないからよくわからんけどハイタッチやってたんだろうか)、先頭の大ちゃんとそのすぐ後ろのスタビスキーが全く漕がないで高速で駆け抜けていた。ああいう足下に意識がいっていない時の素のスケーティングを見るとうまいへたがわかりやすいから割といつも足下ガン見しているんだけど、今回はディープエッジ二大巨頭が夢の競演で、その想像以上のインパクトにしびれまくって、ショーを観に行ってそれが一番記憶に残っているというのは私だけでいい。
・テレビ放送に文句つけるほど私は贅沢病じゃないなって。そういう人は心がメタボリックシンドロームなんだと思うよ。TBSが世界選手権の放映権を手放した時にオロオロした経験を持つ人間から見ると単純に理解ができない。
GPSだってNHKでひっそりやっていた頃に比べると放映される選手の数は格段に増えているわけで。自分が好きな選手のSP・FS両方放映される可能性なんて表彰台にあがっていたとしてもそれほど高くなかったわけで。テレ朝に放映権が移ってからのNHK幻想はなんなんだろう。まあGPFはしっかりやってくれてはいたけども。
国分太一さんが東京ワールド以後成長著しいと思っています。あの場を経験したことによって成長した意外な人。他の番組でも、ちょっと国分太一さんの雰囲気が変わってきた気がする。
・何事も長い目で見るのが大事だと国分さんに教えられました。
・デンコワは長女なんだろうなあ、そしてスタビスキーは一人っ子か弟なんだろうなあ、といつも思う。真相は知らないけど。
・ワールドから4ヵ月越しで椅子プロが生で見られて嬉しかったです。
リベルタンゴをまた見れて大変に嬉しかったです。3月の勝利の歌を忘れない。ワールドで彼等がOD滑り終えた直後くらいの場内のテンションが一番心地よかった。
・あんなぞんざいな衣装なのにスタビスキーの方に目がいってしまうのはなぜなんだろう。あんなにがんばっている衣装なのにデンコワが引き立て役にしか見えないのはなぜなんだろう。
・まあいい、むしろスタビスキーはぞんざいな衣装の方がスケーティングを堪能できるのでいい。
・シェン&ツァオが滑っているだけで艶やかな色気が出るなんて20世紀の私に教えてやりたい。しかもデンコワ&スタビスキーより濃厚な艶やかな色気が出るなんて。
・高橋プロについて適当に「あれはビョークの曲を使ってデスノの世界観を表現していて、最後に手に何か持っているように見えるのはデスノートだよ」とフィギュアスケートあんまよくわからんデスノ厨に言ってみたら意外とそれですんなりと理解されてしまった。
・私はデスノをさんざん薦められて、漫喫で3巻まで読んで月単独萌えを宣言したら「え、Lじゃないんだ…Lじゃないの!?なんでーーー!?」とデスノ厨界隈を阿鼻叫喚に陥れてしまい、なんか申し訳なかったのでその後読んでない。映画情報に一喜一憂していた皆さんのことも面白いなあと思ってたけど、あれはもう結構昔のことになりますか。松山ケンイチがやったのってどっちだっけ?
・それはさあだってフリッパーズギターパーフリと呼んでいた当時、小沢くんしか目に入ってなくて小山田くんはただ隣の眠そうな人だとしか認識してなかったんだから、とかまあそういう嗜好だからなんだけど、そういえば誰かがやってたフリッパーズデスノの比較面白かったね。
・私が何よりも嫌いなのは「媚びられること・見下されること」であり、また誰かが誰かに媚びていたり誰かが誰かを見下している現場に居合わせるのも当然気持ち悪いので、アイスショーを観に行くことが根本的に向いていないのかもしらん。
・でもDOIは特別だと思っていたし、ここだけはもっと緊張感が漲る空間であると思っていたのだけど、ここですら普通のアイスショー会場のようなことになってきてしまったんですよね。
・でもでも、バチェラレットは生で見たいんですよ。あれはショーナンバーなのにやたら緊張感が漲るプログラムだ。
・ああいうものを見ている時は歓声をあげるのはジャンプが決まった時くらいでいいんじゃねえの?
・ジャンプ以外の部分でさかったメスが声をあげるのは逆効果でピーンとはった糸を切りにいく行為なんじゃねえの?
・一部のファンの人たちがヒートアップすればするほど他の大多数がどんどんテンション奪われていくことにも気を配れるくらいにはなってください。
・何かリアクションしたいならせめて拍手でとどめておいてほしい。
・私だってこんな風にぶつくさ文句言わずに仲良くやりたいんですけど、確かにあの状態に出くわすと、悪態の一つもつきたくなる。
・なんでもかんでも声あげりゃいいってもんじゃねえだろ、TPOわきまえてくださいと。
ロクサーヌのようにここぞとばかり声のかけどころが決まってるものをやっている時は私はそういうこと全く思いませんよ、あれはどんどんよく燃えるようにふいごフル稼働みたいに声を注いでいいと思う。でも今回はそういうプログラムじゃなかろう。行間を読めよ。
・バチェラレットのラストのあのブツ切り感がやたらツボにハマる。私はああいう終わり方するものが大好き。
・私がロクサーヌよりバチェラレットの方が好きなのは、ロクサーヌはどうしても男の情けなさとか媚びとかが混ざってしまうから(これが出せないとその表現すべきものの本質が掴めていないということになるので、やっている人に文句はない)(設定テーマ自体を真っ向否定)(私がそういう男を嫌いなだけです)、そして直情表現をしなければならないものだから、見ている側もがんがん巻き込んで怒りを伝えるでしょう、でもあの怒りって表面的なものだから、燃え尽きたらそこにあったものは全て消えるんだよね。消化しやすいし。それに私はあのプログラムの時の目つきが意味するものに対して何度もお約束を返すほど度量の広い人間じゃない。
・バチェラレットの時の目つきはねえ、「負 け な い よ」とこっちも対抗したくなる目つきでゾクゾクするんですよ。オラワクワクしてきたぞ!つうやつだ。あのくらいの目つきをしてもらわんとこっちもやる気になりませんよ。冷静に見返して鼻でせせら笑ってやるよ、とか思って、そういう私の負けず嫌い魂が伸び盛りです。
・3階席から見ていて、そこが岩場のような気がしたとこれの前のエントリで書きましたけど、その岩場から私は余裕で微笑んでやりたいと思った。ああいう状況下だとあせって感情を出した方が負けなんだよ、だからお前最後に感情を露骨に出したから負け、って。
・業の深い人生を送ってきました。
・ちょっとおかしな方向に負けず嫌いを発揮することがよくあります。