三つ編みブーム

勝手にきてるよ。発端はオクサナ・ドムニナとメリル・デイビス(+キーラ・コルピ)だよ。
ワールドの時のだったん人の踊りの衣装と三つ編みが双方とも生でみると大層可愛らしくて、双方のプロが好きだった(シャバリンが衣装に修学旅行中の日本のヤンキー風味のしっぽみたいなのつけていたのも微笑ましかった)(チャーリー・ホワイトはきっと本来の意味でのヤンキーなんだろうなあ)のと、だったん人の踊りって昔演奏したことあるんですけど、クラリネットパート練習中、ソロの人が大変そうだなあと思って見てて(私はすぐそこから発想が四方八方に飛ぶからよくないというかよくないわけでもないんだけど怒られる)、夏といえば吹奏楽コンクールだから、気付いたら三つ編みにしてた。三つ編みはいい。暑くない。いい。
白色人種の三つ編み(特に金髪の人)はなんでやぼったくならないんでしょうねえ。コルピ来日時の三つ編みに萌えた人々がいらっしゃいまして、それにも無駄に対抗心を燃やしました。年齢を考えるということをあまりしない無茶をやります。が、リアル中高生の時はやぼったい以外の何者でもなかった三つ編みが今やるとそうでもないです。というか2007年夏現在の東京ではあんまり三つ編みで歩いている人がいないです。こじゃれ三つ編みじゃなくて素の三つ編みの人。だから新鮮だつうことでこれから素の三つ編みが流行るよ。きっと。あえて。これ盲点な。セーラー服に三つ編みなんて人種はもう存在しないかのようだよ。
ドムニナのスケーティング技術向上を願ってます。なんつーかいろいろもったいないのな。どうみてもアイスダンサーという足下になってほしいのな。私、アイスダンスという競技自体が好きだから、ロシアの一番手のスケーティングがあれつうのが切なくなんのな。
バチェラレット見てるとさ、これ見て一番危機感を覚えなきゃいけないのはアイスダンサーじゃないか、と思うのな。インアウトのエッジの踏み分けをあんなにディープなまんまスムーズにやってるんだよ、MIFに含まれている技のイーグルとかイナバウアーもきちんとやってるけどさ、そういうことより字義通りのMove In The Fieldやってるじゃん、リンクの上をぬめぬめ動き回ってるじゃん。そんでもエッジ使いが卓越してるから乱れないじゃん。あれシングル選手っつうよりダンサーがやらなきゃいけないもんなんじゃないかと思うよ。
ラフ2の出だしのイーグルとslstにバタフライが入っていたのが好きだったんですけど、バチェラレットにも両方入っているので嬉しいです。あとジャンプで流れが途切れないのも好きです。私がどうもアクセルジャンプが好きじゃないのはなんでだろうと考えていたら、アクセルは流れの中で飛べないジャンプだからじゃないか?と言われて、あー、って。ルッツの助走が長いのは別に気にならないんだけどアクセルはなんか、ってそういうことなんかしらねえ。ルッツの助走が長い人はスケーティングが巧い人に多い気がするしなあ(ex.アブト、村主さん)。

浅田真央さんの「別れの曲」の歌の人の声が綺麗だなあと思いました。アレンジされてる曲のタイトルはわかりませんけど、ショパンの「別れの曲」も懐かしいですね、とおばちゃん昔語りモード止まらなくなりそうだからおわり。

紫式部より後深草院二条の方が好きです、みたいな感じで私はフィギュアスケートが好きです。誰にもわかってもらえなくていいんですけど、パクリとかなんとかよりいかにうまくアレンジできているか、コアな部分を抽出できているか、そしてそのアレンジとコアと原典とフィギュアスケートがもつ個性がまざった時に稀にできあがる奇跡を見たいという感じで好きです。