乙女座B型でたらめ姫

大島弓子、乙女座B型なんすね。あーはいはい、と非常に納得しました。あれねえ、やたら熱狂的なファンがついてて分析したがる人いるけどねえ、そういうの無駄だと思う。ある程度までは計算してやってるけどある程度は天然で本人もその配分わかってないよ、それが乙女座B型だ。一時期のように大島弓子読んでるだけで少女漫画語る男ってまだいるのかどうかしらんけども。今でも大島弓子=少女漫画だと思ってる人がいたらびっくりするけど、ある年齢以上の文化系男子というか文化系おじさんにはそういう人まだいるのかもしれん。
彼女に対する世間の評価はある意味では典型的な乙女座B型女性の受け取られ方とも言える。

この前、古本屋でバイトしてた時の友達(やっぱり乙女座B型)と久々に会って大島弓子の未読の作品集を4、5冊借りて読んでたんだけど、あーひどいなーと思った。飛ばし方が。不親切きわまりない。雰囲気で騙せてるような気もするけど、相当ひどい。あんな雰囲気でよくもまあここまで陰惨な話を、と。その卓越したスキルをひとは天才と呼ぶのかもしれないが、天才じゃなくて奇才だよね。のだめも乙女座B型という設定ですが、奇才という人格にあてる星座と血液型としては妥当だと思う。(確かリアルのだめさんは違うはず)

まあおしなべて誤解されやすいです。極と極しかなくてそれをいったりきたりしてるだけなんだけど。いわゆる循環気質。

乙女座は男と女でかなり性格が違うと思うがどうか。性格というか社会的人格が。

大島弓子漫画では「草冠の姫」が一番好きです、というか身につまされます。

バナナブレッドのプディング (白泉社文庫)

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「あんのォでたらめ姫」なんて言われてますが、あの主人公のやっていることのどこがでたらめなのか全くわかりませんでした。ですが本人も周囲も振り回されているので、どこか確かにでたらめなんだろうと思います。三十路を過ぎてるにも関わらずああいう所が未だにあるのはかなり嫌だなあと思います。彼女には彼女なりのルールがあって、それに厳格に沿って行動しているだけなんだけどなあ、と理解を示している場合じゃなかろうて。大島弓子漫画主人公キャラには珍しく黒髪ストレートロングボサボサ頭なのも共感しました。してる場合じゃ(ry

多分、今でも私はああいう感じに思われているのだろうなあ、特に噂好きの人間達には。

でたらめ姫でたらめ姫って書いてたら「でたらめ姫」ってあだ名がちょっと気に入ってきた。乙女座B型なんてそんなもんです。ここ更新しようと思ってた時に書こうとしたことがそのまんま書かれることなんてまずない。書いてるうちに全然違うことになってる。例えば今回はうつうつみそじ日記を書くはずだったのに、どこにもそんな気配ないつう。吾妻ひでお大島弓子に変わってるんだもの。

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)

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そうだ、「夏のおわりのト短調」読んでて思ったんだけど、大島弓子ってピアノかなんか音楽関係の習い事してたのかなあ。なんでタイトルにト短調って入ってるのかしら?と思ってたら、ラストで納得。確かにあの音階はハ長調でもイ長調でもなくてト短調だよね。

夏のおわりのト短調 (白泉社文庫)

夏のおわりのト短調 (白泉社文庫)

そろそろ借りた本は返しにいかないとなあ。大島弓子を借りっ放しで2年くらい会ってない他の友達もいる。返す気はあるんだけどなあ。