今回は点数計算覚えます

新採点ルール詳しく覚えてレベルなんぼとか言えるようになるのって麻雀で点数計算覚えるのと感覚似てますね。
麻雀は点数計算覚えるところまでいかなかったけど、それは自分がプレイヤーでもあって役作りに没頭していてそれ以外まで手が回らないうちに自分の中での興味が薄れたからなんだろうなあ。

スケートアメリカだけで言うのもなんだけど、今季はエッジを正しく使えるかどうか、に主眼を置いたルール改正だったのかなあ。フリップとルッツのエッジエラーとかステップのレベル要件みてるとそんな気になった。

スケートアメリカエントリー男子が、ISU認定ステップレベル4持ちの現役選手*13人のうちバトル以外の2人+(国内大会で認定)1人出場というスケーティング・ステップフェチ大注目大会だったんですけど、レベル4持ち(チャン、高橋、国内大会認定の小塚)のフリーがこぞってCiSt、SlStともにレベル2判定なので各陣営の対応待ちでしょうか。多分、この人らは今季もレベル4狙いの構成で試合に臨んだと思うので、ロッカーとカウンターの踏み分けを厳しくとられたとかでなんかやられた気がする。特に速さと勢いでごまかしがちの高橋さんがこれ狙われてそうだ。小塚くんのSeSt(!)レベル1は何が足りなかったのかなあ。サーベンタインステップやる人はそれだけで賞賛に値するので、これCiStとかに変えて欲しくない!このまま継続でお願いします!
レベル3出したのが高橋大輔SPのCiSt、エヴァン・ライサチェクのSPとFSのSlSt、パトリック・チャンのSPのCiSt、あ、意外なところで…もないかプルシェンコ同門だから、アンドレイ・ルータイのSPもCiStが3だ。SP最下位のカレル・ゼレンカもCiStでレベル3とってるんですね。でも加点全くないや。

高橋、小塚.チャンのスケーティングが群を抜いてエロかったすねえ。パトリック・チャンの滑り、私初めて見たんだけど、カナダ勢でスケーティングに定評があるバトルとはまた違う個性なんですねえ。バトルの方が特殊なんだろうと思いますが。きっちりディープエッジ制御してましたねえ。きっちり制御できてるあたりがバトルに近いかとは思いました。

小塚くんの足さばきに宿る物語は源氏物語で高橋さんの足さばきに宿る物語は平家物語だと思いながら夜中の放送見てました。小塚君の足さばきからはやっぱり女の人が描く理想の男の子像、お公家さんぽいノーブルな色気が立ち上っていて、高橋さんの足さばきからは軍記物語のような土臭い色気があると思いました。平家物語の方は登場人物の誰、というわけではなく、あそこに流れる骨太な名調子ぽい感じで。没落貴族と台頭する武士っていう対比の両方ができる感じかなあ。小塚くんはひたすら帝の血の流れをひく人の感じがします。
名前がまあ二人とも崇彦の「崇」は崇高の「崇」だし歴代天皇の名前にも何回か使われてるし、大輔の「輔」はたすけるって意味で帝を助ける官職名にも武士にもよく使われているから、なんかそれっぽいちゃぽいっすよね。

ちなみに源氏物語占いだと私、紫の上です。朧月夜が好きなんだけどなあ。
http://www.genji-daigaku.com/uranai/

夜中のフィギュアスケート放送って昔を思い出して無駄にワクワクしました。そういえば2年前のグランプリシリーズまでは夜中の深い時間によくひっそりとこうやって放送を見ていたもんでした。ニコライさんと私が現在同い年であることに気付き、三ヵ月だけとはいえ同い年と思ったら、改めて途方に暮れました。だってあのキスクラやリンクサイドに私がいてもおかしくないってことですよ、意味わかんねえよ。ヴィトンの新作スカーフ巻いてキスクラにいてもおかしくないってことですよ。あのヒップホップスワンレイクでチャイト&サフノフスキーのオディールとロッドバルトを妄想してみて、お前等出てこいよ!まだまだやれるだろうが!とちょっと涙ぐむ一ファンと当のチャイトをアシスタントにしている男が同い年ですよ。レオナルド・ディカプリオクレア・デーンズの「ロミオ+ジュリエット」ってレオさんが今の大ちゃんくらいの年の時に撮影してたんだっけ?えっと公開年があそこらへんでレオさんが私の2つ上だから、って計算してて、レオナルド・ディカプリオよりニコライ・モロゾフの方が年下だと気付いて、年齢ってなんだろう、とますますわからなくなりました。
日本的な学年の感覚だと3年生レオさん、2年生ニコライさん、1年生私、です。ニコライさんはどこで時空のゆがみにはまったんだろう?

*1:昨季お休み今季情勢わからずのプルシェンコ除く