来週も登場希望

サンデースポーツのNHK杯特集見て、スケアメあたりでちょっと上向きだった安藤さんの表情がまた典型的な鬱の人の顔になっていて、この人は昨シーズンも今シーズンもやたら試合中に怪我やら体調不良やらに見舞われていたから試合自体が恐ろしくなっているんではないか、など思った。トリノシーズンとは違う意味のつらさが画面からひしひしと伝わってきて、変な汗かいた。というかもどかしかった。鬱持ちだから気持ちはよくわかるのに私は何もしてやれないということに腹が立った。不安で不安でしょうがないんだろうなあ。頭がうまく動かないんだとも思った。ああいう時は言葉が本当にうまく出てこない。ああいうつっかえ方はよく知ってる。

ただ、トラウマを克服するには結局同じような場所に戻って同じようなことをしてある程度の成果を実感して納得しなければならないので（少なくとも私がとった方法はこれだ）、彼女は試合に出続けなければならないですよ。こういう時、本人の気持ちに共感しちゃいけないんだよね、少しでも共感すると本人は甘えてしまう。本気で突き放さないと本当に克服しようと思わないし克服できないんだよ。逆にすぐ克服できるチャンスがきてラッキーくらいに思ってNHK杯は出てきて欲しいなあ。彼女がほんとうに心から求めているものは結局一人で立つリンクの中にしかないんだ。