Yes we can

一応、4年に一度の世界最大の選挙戦、アメリカ大統領選の行方は追ってます。なんつうか、友達が国政レベルで実際に働いているとなると単純に面白がっていられないなあ、と思ってしまって、それが彼岸の政治であっても同様で、ただ、信頼できる筋の情報を読んでいるだけですけども。あとNHKは今こそ「ザ・ホワイトハウス」を再放送するべきだと思いますが、これはきっともっと後にとっておいてるんだろう、と期待してます*1。お盆あたりの深夜に一挙放送でいいのに。

なんというか、今回の米大統領選はしっかり役者が揃っていて、あの4年前の無理やり自分を奮い立たせようとした状況とは違うんですが、ここまで役者が揃うとおいそれと誰を支持するか、ということも簡単に言えないわけです。

ただ、ここの記事読んで、そして動画も見て、オバマアメリカ人が寄せる期待というのが、彼岸の私の想像を遥かに超えているらしいということは伝わった。びっくりした。

http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20080209-01.html

「Yes, we can.
それは、この国の運命を宣言した建国の文書に書き込まれた信念だ。

Yes, we can.
それは、真暗な闇夜を抜けて自由への道を切り開いた奴隷や、奴隷廃止活動家たちがささやいた言葉だ。

Yes, we can.
遠い岸辺を出発した移民たちや、容赦ない未開の地を西へ西へと進んだ開拓者たちが、そう歌った。

Yes, we can.
組織を作った労働者たちの合い言葉。選挙権を求めた女性たちの合い言葉。われわれの新しいフロンティアは月だと言った大統領のかけ声。そして山頂へとわれわれを導き、約束の土地を指し示してくれたキングの言葉だ。

Yes, we can. 私たちにはできる。正義と平等を、と。Yes, we can. 私たちにはできる。機会と繁栄を。

Yes, we can. 私たちにはできる。この国を癒し。Yes, we can. 私たちにはできる。この世界を修復することを。Yes, we can. 私たちにはできる。

アメリカで何かが起きている。私たちはそれを忘れない。政治が言うほど、私たちは分断していないと。私たちはひとつの国民、ひとつの国なのだと。アメリカの歴史の新しい偉大な一章を、私たちは一緒にはじめる。その最初の言葉は、三つの言葉だ。この三つの言葉が、海岸から海岸まで、ひとつの海からもうひとつの光り輝く海まで、国中に響き渡るのだ。

Yes, we can 」

「これから長い戦いが続く。それは分かっている。けれども忘れないで欲しい。どんな障害が行く手を阻もうとも、変化を求める何百万と言う人々の声の力に抵抗できるものなど、何もない。

そんなことできないと、皮肉な声が聞こえる。皮肉な疑いの声はこれからどんどん大きく響き渡るだろう。もっと現実的になるよう言われている。この国の人々に偽りの期待を与えるなと、そう警告されてきた。

しかしアメリカというこの予想外の物語において、希望が偽りだったことなど、一度もないのだ」

あの、でも、以前教えていただいたんですが、次のアメリカ大統領が就任演説をする時間帯、月がボイドってことが不安で。月ボイドだとオバマが当選して何か不測の事態が起こる、というのが一番考えつきやすくて(他の有力候補はそれほど脇の甘いことをやらなそうだから)、それはやだなあと。過去の月ボイド時就任の大統領、JFK(暗殺)、ニクソンウォーターゲート事件)、ビル・クリントン(ホワイトゲート事件)だそうで。これ、ただの占いバカのオカルティックな妄想だといいんだけどね。私がバカにされるくらいがいいとほんと思うよ。

米大統領選ウォッチャーにここの特集おすすめです。
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20070720-01.html

オバマツイッターもちょっとおもろい。そういえば私がorkut導入した時って前の大統領選でクリントン夫妻が推していた候補(名前忘れた)とfriendになりたかったからなのでした。
http://twitter.com/BarackObama

*1:第2シーズン終わって半年後に第3シリーズ放送すると思ってたら突然「冬のソナタ」が殴り込んできやがった。ヨン様フィーバーを苦虫をかみつぶすような顔でみていたのも結構な昔のことに