不安定であれ

世界卓球をぼんやり見ていたらいきなり雀鬼が出てきて、卓球日本代表女子選手の誰かにアドバイスした言葉が「不安定であれ」って、さすが雀鬼だけあってやたらかっこよかったんですけど、深過ぎて真意に辿り着けません。つうかこの人をいじるって20代のサイバラ先生はものすごいチャレンジャーだったな、と今だからこそわかる気がする。

それでその言葉で浅田真央さんのことを考えてしまって。
現在の彼女の世界は彼女一人で充足した安定した世界だと思うんです。
彼女と小さい頃から一緒に練習してきてお互いによく知っている間柄の安藤さんという世界女王がいらっしゃいますが、安藤さんの世界にはとにかく他者の存在や影響が強いと思うんです。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、どっちにもいい点悪い点はあるのですけど、安藤さんの世界は他者との関係性やそのことに対する自身の気の持ちようなどは変わるかもしれないですけど、基本的にそこに他者がいるということは変わらないと思うんです。
だけど、浅田真央さんはよくわからないんです。彼女は誰に勝ちたい、誰に負けたくない、とかそういう意識が希薄で、とにかく自分に負けない、自分が失敗しなければ勝てる、という考えの持ち主だと今の段階では思うんですが、彼女自身が納得しきってもうこれ以上ないというくらい素晴らしい演技をした上で、他の選手、その選手も文句のつけようのない素晴らしい演技で、その試合でやむなく勝敗をつけた時に負けたとしたら、彼女の世界にはその選手が存在するようになるのでしょうか。
それか、試合というかフィギュアスケートから離れたプライベートなところで、彼女が恋をした時、その相手は彼女の世界に存在するようになるのでしょうか。存在したとして、その相手が存在していることを私たちは彼女の演技中に感じることができるのか、それとも、彼女の中で区分けができるのか、全然想像できなくて。

浅田真央さんをみていると、恋愛をしてはいけない・したら世界が終わってしまう、だから周囲に徹底的にガードされている、というおとぎ話の主人公に重なってしまうことがあります。彼女が生身の人間であるという意識が希薄になってしまうこともけっこうあります。そういうのってこれから変わっていくのかなあ、それともこのままいくのかなあ。どっちでも面白いですけど。

イエテボリワールド、男子は、高橋さん以外の人が金メダルをとるというイメージがわかないし、高橋さんが金メダル以外を持つというイメージも全くみえなくて、とことん安心して信頼して時がくるのを待っていられるのですけど（イメージがみえないってすごく大切。もう表彰台の真ん中以外全然想像できないから、けっこうみんなそう思ってるだろうから、そういうのって伝わると思う）（妄想じゃなくて確信としてある）（東京ワールドの時は正直表彰台は見えたけど金はないんじゃないか、と思ってたから）（これ、霊感的なところからきてるヴィジョンぽいんだよ。こういうこというのもなんだけど）、女子が全然わからないのです。

実は私は周囲の人は知ってる人もけっこういるんですけど、霊感的なもので「みえる・きこえる・かんじる」がある人間なので、チャンネルが合ったものに対してはかなり確信して「そうだ」と言えますし、イエテボリワールドの男子にはそういう手応えでもって言ってるんですけど、女子は全然みえないしつたわってこないです、というか混沌がすっごいつたわってくる。
所詮スイーツ（笑）のスピリチュアル（笑）話として鼻で笑ってもらってけっこうなレベルですけどね。
スイーツ（笑）どころかロハス（笑）でマクロビ（笑）のはてな女子（笑）で、ドラマのハチクロみててなるみりこたんの格好がかわいい！と自分の年の半分もない子に影響されてる（爆笑）んですけどね。ラーメン屋や定食屋に一人で入れる自分ってかっこいい！なわけですけどね。

（笑）いっぱいある文章書くのって疲れるね。一度だけやってみたかったので、もう気が済みました。

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