好きなものが多過ぎて

この一週間で観にいったもの、聴きにいったもの
・ムサシノ杯
・『ぐるりのこと。』試写会
小澤征爾上原彩子のラフ3とチャイコ『悲愴』(新日フィル)

すべてが好き過ぎてその場にある情報拾えるだけ拾いたくて、結果全く咀嚼できてないまま次へ次へと行く事になり、脳内HDふっとんだ、というかスリープ(省エネモード)に入ったのが今です。でも覚えてることだけ書いとこう、外部に吐き出すことで、他の眠っているものが起きてくる空きをつくる。

今日はラフマニノフでボロ泣き(私が『泣いた』と書く時は7:3でガチです)。小澤征爾上原彩子も長い旅をして遠くまで辿り着いた人なんだなあって思って現在の自分の状況と照らし合わせてポロポロといった。日本人のラフマニノフはやっぱり日本風の演歌になるところもあるかもしれない、だが、それがいい。ストイックで繊細につないでるのが日本人の音楽なんだと思う。客席関係なく、独奏者と指揮者がどこの国で演奏しても、日本人らしいラフマニノフでいいんじゃない、と言われそうな演奏だと思いました。で、音作りが丁寧であるのも日本人らしいところなんだと思います。
私、ラフマニノフの曲を演歌って評するのは褒め言葉だと思うの。フランスの演歌はシャンソンで、イタリアの演歌はカンツォーネで、アルゼンチンの演歌はタンゴで、ポルトガルの演歌はファドなので、まあそういうもんだと思って、いいなと思います。一時期シャンソンとファドだけを狂ったように聴いていた時期がありましたが、なんであんなことやってたのか未だに不明です。歌手の名前とかもほとんど覚えてない。

その他のことは咀嚼できしだい、そして体力が戻りしだい、おいおいかけたらかいてこうかと。もぐれなくてこまってるんですよ、体力も気力ももぐる余裕がない、そもそも咀嚼できてないからもぐれないのかもしれない。なんつうの?ハチワンダイバー的に?いや、ハチワンダイバーよくしらないんだけど、「潜る」って感覚はよくわかる。あれができなくて今こまってる。