No TV,My Life

・月曜日にヱヴァ序の録画予約した直後テレビがいきなりパシュッッッ!!!と音を立てて映らなくなりました。
・でもたまたま放送時間テレビがあるところにいたので見ました。
・それにしても日産キューブのあのCMのダメっぷり。何であんなオナニーみせつけられなければならないんだ作り手の「クライアントの目を盗んで今ハルカリ使ってブギバ使って赤塚キャラ出しちゃうオレイケテる」感が痛々しくてあれが私の友達が作ったものだったら「お前は今お前が一番イケてないと思ってるものより確実にダサい」と言いに行く。躊躇なく言いに行く。友達だからこそ言いに行く。
・そんな懐古厨なんかやってる暇あったら全力でA.K.Iの「Do my best」を評価するべき。
・立ち止まらず歩き続けている人間の方が当たり前にえらい。
・死んでから評価するくらいなら死ぬ前に死ななくていいように買ったり聴いたり読んだり評価しようって。
スタジオボイス休刊で一斉に懐古するのはいいけど私も含めてみんなその内容が90年代のものであるのだからそりゃ休刊するよって。
・でも実際もうみんな必要ないんだよね。
twitter発端で半日で公式コメントを出さざるを得ない状況まで追い込む、その状況をtwitterのタイムラインでつぶさに見ている、この状況がスタジオボイス休刊を象徴しているなあと思いました。
・イランのアレコレでtwitter大活躍という事態が実感としてわかりましたが、イランでtwitterを使う人なんてスタジオボイス読者くらいしかいないだろうから選挙結果は不正があったとしても変わらなかったと思うよ。その状況は受け入れないといけないと主に欧米メディアに対して思います。
・欧米メディアにとってイスラム教の方が仏教よりよっぽど近いものなのな。
・極東の仏教(にすら完全に制圧されていない)国の文化で育ったことはけっこう特権的なものだと思うよ。
キリスト教文化圏じゃ絶対「新世紀エヴァンゲリオン」って作れなかったよね。
・モスクワワールドの高橋大輔キスクラってシンジくんとネルフの人達って感じだったよね。
・モスクワワールドシーズンまで高橋大輔に魅力をそれほど感じなかったのは「逃げちゃダメだ」とつぶやきながら結局逃げちゃう碇シンジイズムが根底にあったからじゃないか、そしてトリノシーズン前に彼はその碇シンジを自己の内部で超克してしまった、だから碇シンジイズムという名の「いじけ」を受け付けなかった私の心に飛び込んできたんじゃないかなと。
・彼はシンジを超克したし、何があっても逃げなくなった。それでとても魅力的な人間になったし、それ以降彼の風景も変わったんだと思う。
・私にとってはそれは惣流・アスカ・ラングレー問題であり、私はアスカを超克できているのか、というのがとても不安なヱヴァ破ネタバレと鑑賞前なう。
ことえりでのヱの出し方はwyeだと教わり本気で重宝してます。
・これで長年のよゐこ問題にけりがついた。「ゐ」をだせなくて困ってた。わゐうゑを!ワヰウヱヲ!
・ヱヴァ破では「惣流・アスカ・ラングレー」ではなくあくまでも「式波・アスカ・ラングレー」であったとする向きもあるようですが未見だから何ともいえないけど、とにかくアスカ問題はベタに私に巣食っていてそれがどうなるかが不安だけど見に行かなければ、乗り越えなければならないイベントである。
・「東京ガールズブラボー」のサカエ、「新世紀エヴァンゲリオン」のアスカ、「いつもポケットにショパン」の麻子、「黄色い本」の実ッコちゃん、私の人間性なんかこの4人の長所短所をごちゃまぜにしたようなもんでしかない。
・アスカの痛々しさはまさしくあの頃の私の痛々しさであり、シンクロ率400%とかいって病院いく大学生だったので薄目で見て下されば幸いです。
・大人はみんな子供なんだよねえ。それでも大人として振る舞おうとして頑張るのがいい大人だしそうやってるうちに周囲からも大人として扱われていくんだよねえ。
・だからミサトさんは普通にえらいと思う。
・自分より年上の人に指示を出さなきゃならない・自分の駒として使わなければならない立場になってわかることもある。
・だから自分が他人の駒になる時はその人が使いやすいように振る舞おうと思う。
・だがその人の駒としてふるまう態度へのリスペクトが欠けた時、駒はそれなりの態度で反撃に出るよ。
・リスペクトない友情関係や信頼関係は成り立たないでしょう。
・最近披露したヲタ芸:選曲を聞き本気で危機感を抱いた挙げ句の卒倒/最近マスターしたがったヲタ芸はるな愛的な感じでの広末涼子なりきり
・だが私には広末への愛がそれほどないためにヲタ芸として成立しないためやめた。
・「これは残念」と言われてもやりきるほどの愛情がないとヲタ芸として成立しないからな。
・残念な広末、残念な蒼井優はあくまでも「残念」であるし、それは努力の賜物ではなくたまたまそういう位置につけているだけという話でその対象に思い入れがないので何かリアクションすることでもなくただ受け流すのが最善。
・テレビ画面がつかないというだけでCATVチューナーもレコーダーも生きてるのだが、BSフジのDOIの録画設定をやりきる前に壊れてしまったので視聴不可能に。
・「ロバと王女」なんか2回国会中継でとんで(国会中継なら仕方ないな、とあきらめられる国会ヲタでよかったです)やっと捕獲できると思ったら今度うちの環境の事情だよ。縁がなかったとあきらめるしかないかね。そこまでして私に見せられない内容だったのかね。
・DOIが終わった後、弟夫婦のところに遊びにいったら「液晶テレビ買う?(弟は家電もやってるメーカーの研究職なので社販で安くなる)」ときかれ「いいようちまだブラウン管大事に使うもん」と言ったそばから壊れたので連絡して交渉したまではいいんだけど「探す」といってから今の今まで放置。弟得意の投げっぱなしジャーマンに入ったので次連絡くるまでにきっと直ると思う。
・そこそこエリートの弟から世界的に見てむっちゃエリートの従弟(ちょっと五嶋龍に似てる)が今中南米で自分探しの旅をやってると聞かされるあらゆる意味で落伍者の姉(従姉)。
・弟が同僚の(東大首席卒業の残念な)モーヲタの話をしていて、「あいつの姉ちゃんXファンだったんだよ。だからああいうモーヲタになっちゃう環境なんだよ」とか言い出した。
・その直後弟所有のDVD(『ユリイカ』『萌の朱雀』『東京画』など)について姉弟で激論、「そうだあんたの持ってるグールド貸して」「レコードでしか持ってない」「私は中上健次の日に焼けた畳からたちのぼる腐った精液の臭いみたいなのがダメだ」「俺はそこがいい」などという会話を弟嫁が距離をとって見てて、Xファン&モーヲタ姉弟とこれは等価値だと笑った。どっちが上とか下とか全くなく両方姉がヲタであるために弟も影響されてしまった姉弟のよくある話。
・トラットリアの1万円限定セットとか家族で二人も買わなくていいよね、あと大学生の時実家帰ってやることなくてヒョウタンツギが表紙のWIRED買って帰ったら弟もそれ同じ本屋から買って帰ってきて一家に2冊WIREDはないわーと(当時書店バイター的にも)微妙な気持ちになったことも覚えている。
・だが、弟はほんとにそういったものを趣味として割り切ってとらえていて仕事は仕事で全く別の分野なので、そこんとこ区別ができてない私と違ってそれがえらいなあと思います。
・ちょっとだけ体調がよくなってきたのでなんとなく備忘録的に書いてみました。
・私の体調が崩れると電化製品の調子も原因不明でおかしくなることが多いので今度のテレビも多分それだと思ってます。だから私が持ち直したらいきなり直ったりすることもよくあるから気長に待つつもりだ。
・テレビ見られないのがまあ不便ではあるけどちょっとずつ慣れてきた。
・DOIはスケーティングフェチ的にちょっとさみしかったくらいかな。あ、あと、故障でプロ転向ってスケーティングから劣化するのか(というかトレーニングできないんだよね、故障箇所が故障箇所だから二人とも)と上半身でごまかしてる感は否めないのが少し寂しかった。現役の頃のスケートの音と違うんだもん…あくまでもスケーティングフェチ的にでトータルパフォーマンスとしては完成されていたから充分通用するんだと思うんだけどスケーティングフェチだから。
・スケーティングフェチ狂喜乱舞の男子二人がいないだけで割と落ち着いてみられました。そしてDOIのお客さんから残念成分が薄まってる気がしましたが、それは全体的に残念じゃなくなりつつあるのかそれとも今回欠場した選手のファンが際立って残念であるためいなかったからなのかはちょっと判断つけかねます。
・どんだけ上から目線だよお前。充分お前も残念だよ、という意見は認める。
・最近やっと「天井桟敷の人々」を見たのでサフチェンコ&ゾルコヴィーのピエロSPでゾルコヴィーが顔を白塗りしてたので「白い男」を思い出して、それを天井桟敷から見てる自分というシチュエーションでテンションあがった。
・ピエロモチーフブームが昨季から勃発してるがそれはシルク・ド・ソレイユなめのカナダ意識で?カナダゆかりの音楽って少ないしそこで直球でシルク・ド・ソレイユやられたら萎えると危惧していたので、ちょいハズシ感でピエロはアリ。
・異常に天井桟敷から舞台を見るという体験が好きです。
・鈴木あっこちゃんは音の取り方が割と横の人のように思うのでチャレンジングな曲もってきたな、まだちょっと遅れ気味だけどあれはきちんと拾いきったらかっこいいんだろうな、と思った。
鈴木明子ですら苦戦するようなこういう縦のノリって誰ならできる?と考えたらヒップホップスワンレイクの偉業が改めてよくわかった。
・が、そこで首かしげてみてるロシア人が今回男子に振り付けたものは微妙なダサさで選手がかわいそうだと思いました!特にダイス!あの子にもっとマシなことやらせてあげて!
・「オースティンパワーズ」って体全体使った動きが少なかったんだよね。それが振付けのせいなのかどうなのかちょっとわからなかったんだけど、全体的に縮こまっててもったいないなーと思いました。
・トリの女子のあのゴージャスなプログラムがなきゃけっこうグダグダなイベントだったかも知れない。あのモツレクの迫力で全てごまかされた気がしないでもない今現在。
・ジュニア女子、シニア男子に顕著ですが、今年この子がくるよ!というワクワク感より(もちろんそれは町田くんや羽生くんなんかに感じたけども)出てない人がどうなっているのか気になるというDOIだった。
・あ、でもね、村主章枝の持っている演歌グルーヴをピアフで活かすっていうのは名案だと思ったの。トリノの頃あたりから隠しきれなくなってきた演歌グルーヴはごまかさずにフランス演歌で真正面からぶつけてみるっていうか村主さんとニコライさんってどうも思った以上に相性いいんだよね。
エディット・ピアフの声を聞くとそれだけで持ってかれるのにあの歌声に負けないって結構な特技で個性だと思います。
・小学生か中学生の時に「知ってるつもり」のエディット・ピアフの回を見たあとにこわくて眠れなくなった私が言います。昭和天皇が死んだ日に感じたものをその日も感じたのでした。
・村主さんがエディット・ピアフなら安藤さんはマリア・カラスだと一人で言い続けるよ。なんでだか私が安藤美姫さんと通じるように思うのはマリア・カラスとかイサドラ・ダンカンとかギリシャにゆかりのある人ばかり。
・シニア女子、出場メンバーで安藤美姫は抜けてたと思うんだけど(そして出場していないメンバーで浅田真央も抜けてるんだと思うんだけど)五輪を争う上で中野さんの体の使い方が全身つながって使えていて(それで織田オースティンパワーズと比べちゃってそっちの使えてなさが余計際立ってしまったのだけど)本人にもあっていて今回のこのナンバーにおいては頭一つくらいは抜けていたかもしれないけども村主、鈴木の二人も猛追してくるとわかんない感じで五輪選考今年も絶対大変だと思った。実質そのプログラムの滑り込み時間の差くらいしかなかったと思う。
ステファン・ランビエールmeets小林十市はさておき、「ベジャールバレエのジュリアンとお友達で」反応すべきはここだろ!ジュリアンってあのジュリアン・ファヴローだよね!?なんでジュリアンがステファンなんかと友達なんだよ!とむしろそうなりました。どう考えてもジュリアンの方がビッグネーム。視野狭窄じゃなければこうなる。フィギュアスケートってほんとに狭い世界だってみんなもっと気付くべき。でもジュリアンとステファンが友達なのは納得したしその二人の会話は宙に浮いたレベルで絶対噛み合ってると断言できる。
・去年の6月にみたジュリアンを思い出していた。あの時は、次、BBLが来日したら行くんだって思って来日決まってうわーいくぞー!となってたらベジャール亡くなっちゃって、結局私はベジャールに間に合わなかったのかな間に合ったのかなとぼんやりしながら考えてたらピナ・バウシュ死去。次ピナが来日したら行くんだって思ってた。そして来年来日が決まってた。また同じことを繰り返す。
・そんなこんなながら、ただ、一さいは過ぎて行きます。
参考→http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/301_14912.html