4年遅れのかなしみ

ジョン・スペンサーが亡くなったのはいつのことだったかと思ったら4年前のことだった。
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20051222
だらだら書いてても4年前のログが残るくらい長く書いてるんだなと思った。
この前の放送でやっと4年前に追いついて、4年で政治状況がほんとに変わってて、何に一番驚いてるかってドラマでの新大統領のスピーチライターが23歳の坊や扱いキャラなのだが、実際のオバマ大統領のスピーチライターも20代だってことだ。そういうとこ何つうか、どっちが先とかじゃなくて、実際にあり得るのかと。

それにしてもたまらない。本当にこんな動画見せられたら涙目になるの当たり前だよ、と思いながらグスグスやってると、最後の最後に不意をつかれて、そして、むせび泣いた。
Tribute to John Spencer - The West Wing

http://www.youtube.com/watch?v=bmhUVqcZglM

途中投入キャラクターの中で一番好きなのはアナベスだったので*1、アナベスのあのシーンやあのシーンが入ってたのも嬉しかった、そして、悲しかった。

アナベスの中の人の名前「Kristin Chenoweth」の読み方がわからなかったのだが、ミュージカル興味ない私がバーンスタイン作品というだけでめずらしく録画したブロードウェイの『キャンディード』、ヒロイン役がアナベスの中の人で、そこで登場人物と役者の名前がカタカナで紹介されててやっとクリスティン・チェノウェスだとわかりました。というか本業がこっちなんだよね、ものすごく役にハマっている以上に声量つうか力量が半端なくて驚きながら笑った、笑ったけど、たまたまその録画をチェックしたタイミングが『ザ・ホワイトハウス』でこれ以上シビアな状況はないだろう、という終わり方をした直後だったために私の余韻はどうすればいいんだ、と自分で途方にくれた。のでちょっとしか見れていない。もうホワイトハウスをめぐるエリートたちの物語は佳境に入っているので、きちんと物語が終わって余韻が消えてから『キャンディード』見ようと思う、なんか今見るとどっちの作品にも失礼になってしまう。

*1:ちなみにオリメンではトビー。広報部とかスピーチライター中心で見てしまうのは気質というしかない