師走のテレビ充

GPF開催中ですが、それをちょっと置いておいてさっきまで日テレG+小林十市インタビュー見てた。十市さん鬼の目になってた、18日の「M」ものすごく楽しみだ!私、三島の文体にノれなくてあんまりうまく読めなかったんだけど、ベジャールの文体(バレエ言語)は大好きだから、その翻案で三島を理解できるかどうか、それがもうすぐわかると思うと興奮を抑えきれない。

これもよいインタビューでした。

たった一度の復活、小林十市『M』


小林十市という、世界に名を知られたバレエダンサーがいる。いや、バレエダンサー“だった”と言うべきだろうか。そしてその小林が、たった一度だけダンサーとして復帰する。小林は、20世紀のバレエ史に深くその名を刻み付けた振付家モーリス・ベジャールのバレエ団『ベジャール・バレエ・ローザンヌ』にて、1989年から14年間、第一線で踊ってきた。ベジャールと言えば、バレエにそれほど詳しくなくても、『春の祭典』や『ジョルジュ・ドンのボレロ』など、現代の芸術・文化に衝撃を与えた作品が思い浮かぶのではないだろうか。ベジャールは、コンテンポラリー・ダンスではなく、バレエの振付家である。つまり、クラシック・バレエのテクニックやメソッドの礎の上に成立する“現代のバレエ”だ。

バレエダンサーは、1日でも稽古を怠ると体が動かなくなると言われるが、肉体を限界まで酷使するため、肉体にかかる負荷が重いダンサーほど、“ケガ”という宿命を背負うことになる。旬は30代半ばぐらいまでといわれるほどで、スポーツ界のようにシビアな世界だ。世界の名門バレエ学校のひとつ、アメリカン・バレエ・スクールに3年間留学した後、ベジャールの下でプロとして踊り続けた小林十市のキャリアは、まさに“バレエ一筋”。幼少時から過酷なトレーニングを重ねてきたダンサーの多くは、どこかしら体に“時限爆弾”を抱えている。自分の体のコンディションと踊る作品のバランスをうまく調整しながら踊り続けるダンサーもいれば、体は壊れてもいいから踊りきりたいというダンサーもいて、それぞれの生き様がある。2002年、長年全力で踊り続けてきた小林十市が抱えていた腰椎椎間板変性症という持病が悪化。“時限爆弾”が火を噴いたのである。歩くのも困難になり、最終的にはベジャールに申し入れ、2003年に退団。身体能力とテクニックが勝負の20代の踊りから、徐々に内面的成熟を魅せてゆく30代の踊りへと移行してゆこうとする、“からだ”と“こころ”の両方がそろった、ダンサーとしてはまさに“踊り盛り”の34歳のことだった。

(中略)

「かなり悩み、絶望的な状態でした。支えになるものはあまりありませんでした。孤独でしたし、不安でした。でも生きていかないといけないし……。ある意味今もその延長線上にいます。バレエ団を出てから一人になって、自分のホームから、出たくはなかったけれど出ちゃった、出ざるを得なかった状況なんで。それで強く生きていかなくてはいけなくなった。だから今も「仕事無くなったらどうしよう」とか、色々考えますよ。ベジャールさんも今はいませんけど、あの時代は自分の人生の中で一番良き時代だと思っている。でも前進しなくてはいけない、状況は違うって、自分の中で無理やりエンジンかけていかないといけない部分はありますよね。でも、僕の中に舞台に立ちたい!っていう想いは強くあるんで、それで続けていられるんだと思います」

世界的なバレエダンサーから役者へ、と言うと華麗な転進のように思えるが、当然ながら簡単なものではない。踊りたい自分の心と、踊れない自分の体の間でもがき、悩み苦しんできた小林十市の姿が彼の言葉から伝わってくる。

「ダンサーの体の消耗って、人それぞれです。踊っているレパートリー、筋肉の質によっても違う。僕はジャンプが多かったので、体の消耗が早かった。椎間板が磨り減って、やめました。ダンサーを続けていくには、いかにうまく自分の体と付き合って、その時自分の体が何を踊れるか、です。クラシックバレエの成熟ってあんまりなく、やっぱり“若さ”だと思うんです。表現の上で経験を重ねて、30代後半になって見せられる舞台もあると思うんですが、落語って50代、70代と成熟していい高座になるっていいますけど(小林の祖父は五代目柳家小さん、弟は柳家花緑と、落語一家の出身である)、踊りでは、クラシックバレエでは特にですが、それはあり得ないですよね。ただコンテンポラリーをやっていく上では、人間として成熟してきたものを動きで表すのは可能だと思います。バリシニコフだって今62歳でまだ踊っていますが、長く続けるには、その時どういう振付家に出会ってどういう作品を踊るかにかかっています。そのあとどうするか、というのは人それぞれですが、難しいものです」

(中略)

小林十市は『M』という作品の表現について、「生きていく中で表裏一体の生と死があり、生まれて死んで、輪廻があり、繋がってゆくものや、“美しさ”に関しても、三島由紀夫さんも体を鍛えて、もしかしたら体の“老い”を感じる前に死にたかったのかなと思うんですが、美しいものが滅ぶ前の儚さ、といったもの」と考えている。小林は、ベジャールと彼のカンパニーと共に歩んでいたからこそ到達できる“高み”を知っている。だからこそ、傍目には立派に踊れたとしても、自身の中の“美”の尺度に届かないと判断すれば踊らないのだろう。その姿勢は、美しいものを美しいままに死なせることにこだわった三島由紀夫の生き方と共鳴するところがある。だが一方で、ケガをして踊れなくなった衝撃から、今だ「どう生きていくか」を模索し、もがいている中にあり続けていると正直に告白する小林十市の姿は、良い意味で人間くさく、生々しい。『M』は、耽美的で刹那的な美しさであふれているが、「人間・三島由紀夫」が人生の中でからみとられていった“業”の深さをも伝える作品だ。小林十市が踊る『シ』は、“死”を司る役だが、「生と死は表裏一体」と自身も語っているように、不思議と“生命力”を感じさせる。“踊れなくなった”苦悩の中で苦しみながらも生き抜いてきた今の小林十市こそ、誰よりも『M』の『シ』を踊るに適したダンサーだと言えよう。

http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/1448

とてもよい記事だったので全部引用したかったけど、きちんとページに飛んで読んで欲しかったからやめた。きちんと仕事したジャーナリストの書いた記事を読んだの久しぶりな気がする。

まあそういうわけで18日は「M」観に行くんですけど、18日もうひとつとてつもなく楽しみになるものがあって。
http://www.nhk.or.jp/bsbest/
このNHKのBSベスト・オブ・ベスト、BShi最後の打ち上げ花火だと思ってるんだけどラインナップ煌めきすぎだろ!

そんで、あの本を読んでしまったために再放送を待ちわび続けたあの番組がついにきたので狂喜乱舞だ。

12月18日(土)午後2時55分〜
プラハ 4つの国の同級生 旅人 ロシア語同時通訳者 米原万里

ロシア語同時通訳者・米原万里さん。プラハのロシア語学校で友達になった3人の同級生に会うために、東ヨーロッパ を訪れた。別れ別れになった友人の消息を探し求め、そしてついに再会を果たす。

(初回放送:BS2 1996/2/3)

あの本

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

私の書いたあの本の感想→http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20091212

アーニャもヤースナもリッツァも、そしてマリも皆見られる!今、自分の中で旧東側ブームきてるからとても嬉しい!

旧東側ブームとフィギュアスケートシーズンが同時にきたためにここら辺買いました。

愛しのセルゲイ

愛しのセルゲイ

メダルと恋と秘密警察―ビットが明かす銀盤人生

メダルと恋と秘密警察―ビットが明かす銀盤人生

フィギュアスケート王国ロシア (ユーラシア・ブックレット)

フィギュアスケート王国ロシア (ユーラシア・ブックレット)

でも今季のフィギュアスケート放送とその録画に追われてきちんと読んでないのでストレスたまってる。フィギュアスケートのせいでフィギュアスケート本が読めなくてストレス…?今ものすごく矛盾を感じたようなそうでもないような何か混乱しだしたので話を切り上げます。旧東側ブームとかいいつつ、「ボリジョイ」じゃなくて「ボリショイ」だと気付いたのが昨日とかそんなレベルではあります。


BSベスト・オブ・ベスト自分用メモ(あと東大闘争がマイブームになってた友人にも一部アラート)


12月13日(月)午後8時5分〜
立川談志 71歳の反逆児

“天才落語家”・立川談志。若くして名声を確立した男が、老いと病に苦悩する中で闘っている。落語の神髄を世に残したいとの強烈な自負・使命感を胸に、自らを叱咤し、反逆者であり続けようとする日々に密着した。
(初回放送:BShi 2007/2/20)


12月14日(火)午後8時5分〜
輝く女 吉田都

英国ロイヤルバレエ・プリンシパル、バレエ界の頂点に立つ吉田都さん。その魅惑のステップの秘密は何か。公演「オンディーヌ」のリハーサルに密着し、彼女がみせる微笑み、冗談、さまざまな表情をつづっていく。
(初回放送:BShi 2005/5/31)


12月17日(金)深夜0時20分〜(18日 午前0時20分)
征爾とユンディ The Young Romantic

小澤征爾と中国の若きピアニスト、ユンディ・リがベルリンで難曲プロコフィエフの協奏曲に挑むリハーサルのドキュメント。そしてユンディの生い立ち、プレッシャーを描く。
(初回放送:BShi 2008/5/31)



12月12日(日)午後8時55分〜
スーダラ伝説 植木等・夢を食べつづけた男

ハナ肇植木等谷啓など、希代のエンターテイナーを輩出した「クレージーキャッツ」。その結成50年目の年、メンバーの一人、植木等の人生を振り返る。一時代を劃した大スターの半生の記録。
(初回放送:BShi 2005/11/1)



12月13日(月)午前10時〜
海鳴りのなかを 〜詩人・金時鐘の60年〜

詩人・金時鐘(キム・シジョン)さんは1948年、故郷・済州島の動乱を逃れ、大阪へ密航。数々の傑作詩を生み出してきた。分断された祖国と日本との狭間を生き続けた詩人の詩と生の軌跡をたどる。
(初回放送:BShi 2007/9/25)



12月13日(月)午後10時〜
運命の一手 渡辺竜王VS人工知能・ボナンザ

チェス世界王者がスーパーコンピュータに敗北を認めてから約10年。将棋連盟が禁止してきたコンピュータ・ソフトとプロ棋士の公開対局が2007年3月に実現。一手一手に込められた棋士のプライドとプログラマーたちの意地を描く。
●第24回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BS2 2007/4/21)



12月13日(月)深夜0時〜(14日 午前0時〜)12月14日(火)午後0時〜
小澤征爾 若者たちとの夏 〜最後のタングルウッド音楽祭〜

指揮者・小澤征爾音楽監督を務めるボストン交響楽団がホストになり、 世界中の名演奏家が集うタングルウッド音楽祭。若者たちに音楽とは何かを教え続 けてきた小澤征爾。最後の夏のリハーサルに密着した。
(初回放送:BShi 2001/8/25)



12月13日(月)深夜0時50分〜(14日 午前0時50分〜)12月14日(火)午後0時50分〜
小澤征爾 オペラへの情熱

2001年夏、指揮者・小澤征爾さんは、これまで演奏したことのないオペラの作品に取り組んだ。演奏するのは、ラヴェルの「スペインの時」。3週間にわたった小澤征爾さんのリハーサルを見つめる。
(初回放送:BShi 2001/11/17)



12月14日(火)午後3時〜
百万回の永訣 柳原和子 がんを生き抜く

卵管がんの再発と肝臓への転移で余命半年と宣告された、ノンフィクション作家の柳原和子さん。なぜ、医師たちの余命告知を超えて生きぬくことができたのか。1人のノンフィクション作家の「命の物語」に迫ります。
(初回放送:BShi 2006/5/29)


12月14日(火)午後10時〜
強く 強く 〜バイオリニスト・神尾真由子 21歳〜

チャイコフスキー国際コンクール」で優勝したバイオリニスト・神尾真由子。受賞後初めて帰国した、2007年夏の1か月に密着。あくまで「強い」音と「強い」心で音楽に向き合おうとする彼女の秘密に迫る。
●第25回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BShi 2007/10/8)


12月14日(火)深夜0時〜(15日 午前0時〜)12月15日(水)午後0時〜
ロストロポーヴィチ 75歳 最後のドン・キホーテ

小澤征爾さんとサイトウ・キネン・オーケストラの演奏会に、世界最高のチェリストといわれるムスティスラフ・ロストロポーヴィチさんが登場。曲は、交響詩ドン・キホーテ」。彼の音楽へのこだわりを見つめる。
(初回放送:BShi 2002/11/6)



12月15日(水)午後10時〜
忘れられし王妃 〜イラン革命30年 ふたりの女性の人生の空白〜

30年前のイラン革命で祖国を追われた2人の女性、元王妃と王妃を追放した立場の女が巡り合う。2人の会話が“歴史の重み”“人生の空白の痛み”を語り始め、互いに胸の内を探り合う。
●第61回 イタリア賞 シグニス特別賞
●第31回 バンフテレビ祭 ロッキー賞<社会人道番組部門>
(初回放送:BShi 2009/3/24)


12月15日(水)深夜0時〜(16日 午前0時〜)
小澤征爾 終わりなき道」〜無垢なる共感を求めて〜 

ウィーン国立歌劇場音楽監督となった小澤征爾のオペラのリハーサルと、日本での活動を描き「世界のオザワ」が胸に秘める音楽へのこだわりに迫る。
(初回放送:BShi 2003/3/4)



12月17日(金)午後3時〜
熱情と静寂のオペラ 指揮者 大野和士の挑戦

ヨーロッパで絶大な人気を誇る日本人指揮者・大野和士が、2004年、2つの新演出オペラに挑戦した。ヨーロッパで花開いた気鋭指揮者が、2つの舞台をどのように作り上げていくのか、3か月の創作の日々を追う。
(初回放送:BShi 2004/10/19)



12月18日(土)午前8時〜
エルサレム 混とんの音 旅人 トランペット奏者 近藤等則

トランペット奏者、近藤等則は8年間続いたバンドを解散してヨーロッパに活動の中心を置いた。1982年、はじめて訪れたエルサレムの不思議なエネルギーに強く魅かれ、1993年に再訪。その10日間の旅を追う。
●第11回 ATP賞 ベスト20番組/優秀賞<ノンフィクション部門>
(初回放送:BS2 1994/1/23)


12月18日(土)午前9時34分〜
中国・ありがとう屋根裏の日々 旅人 漫画家 ちばてつや

あしたのジョー」などで知られる漫画家のちばてつやさんが、終戦瀋陽で逃げまどう一家を屋根裏部屋にかくまってくれた命の恩人を探しながら、漫画家としての原点を確認する。
●第17回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
●第37回 ギャラクシー賞 奨励賞<テレビ部門>
(初回放送:BS2 2000/1/15)


12月18日(土)午前10時18分〜
フランス さすらい人の愛と調べ 旅人 作詞家 阿木燿子

旅人は、作詞家の阿木燿子。彼女は、長年憧れていたチガンの人々とともにフランス各地を旅する。チガンの人々との共同生活の中で、阿木は憧れてやまない自の意味と、音楽に携わる自分の人生についてもう一度考える。
(初回放送:BS2 1998/1/10)


12月18日(土)午前11時5分〜
ドイツ 故郷と異郷のはざまで 旅人 政治学者 姜尚中

在日韓国人2世として初めて東大教授になった姜尚中さんは、ドイツ南部のニュルンベルクに留学した経験を持つ。思索の転機となった場所を再訪し、人の流動化がすすむであろう21世紀に思いを馳せる。
(初回放送:BS2 2001/1/21)


12月18日(土)午前11時49分〜
サラエボ 霧の中の演劇を探して 旅人 女優・演出家 木野花

商業主義的演劇に疑問を抱き、5年間舞台演出を休んでいる木野花。「サラエボ旅行案内」という本に出会った彼女は、その中に演劇の究極の力を見たという。自分がめざす演劇を見つめ直す旅に出る。
(初回放送:BS2 2002/1/6)


12月18日(土)午後0時38分〜
セネガル・俺のブルース 旅人 ミュージシャン・上田正樹

「悲しい色やね」で知られる上田正樹さんの今の夢は、アフリカ大陸の西の果てセネガルに行くこと。セネガルは、奴隷船がアメリカ大陸へと旅立ったところ。上田さんの心に、アフリカの旅は何を残すのだろうか。
(初回放送:BS2 2002/2/3)


12月18日(土)午後1時22分〜
ベネズエラ・迷いつづけて、六十五歳。 旅人 落語家 立川談志

落語家の立川談志さんのもとに、ベネズエラ日系人や日本人のために落語をやって欲しいとの依頼があった。カラカスでの独演会の様子とギアナ高地を訪れた数日の生活を通して、人生観を語る談志師匠を追う。
(初回放送:BS2 2001/10/21)


12月18日(土)午後2時11分〜
スコットランド 響き合うアイヌの心 旅人 二風谷アイヌ資料館館長 萱野茂

アイヌ文化の継承に生涯を捧げてきた、二風谷アイヌ資料館館長の萱野茂さん。アイヌ文化を研究保存しながら、民族の独自性を世界に伝えようとした英国人マンローを師と仰ぎ、アイルランドで彼の足跡をたどる。
(初回放送:BS2 2001/10/28)


12月18日(土)午後6時30分〜
ケニア キリマンジャロの麓で 旅人 タレント いかりや長介

ケニアを訪問して以来、アフリカに魅せられたいかりや長介。最後になるであろうアフリカ行きで、最初の案内人のサンタ(当時15〜16歳)の行方を探し、遊牧民マサイ族がたどった変化の道を見つめる。
(初回放送:BS2 1999/4/3)


12月18日(土)午後7時15分〜
マレーシア 私が“作家”になった町  旅人 作家 立松和平

若かった立松さんに、作家としての確固たる方向を与えてくれたのがこのマレーシアへの旅だった。立松さんを旅に駆り立てた、金子光晴著「マレー蘭印紀行」の地を再び訪問し、当時の自分に出会える旅などを紹介する。
(初回放送:BS2 2001/5/20)


12月18日(土)午後8時4分〜
ロシア 建築と初恋に燃えた日々 旅人 建築家 黒川紀章

建築家・黒川紀章さんは、24歳の時に訪れたサンクトペテルブルク(当時のソ連レニングラード)を再び訪れ、建築物やデッサンを見る。当時、恋心を抱いた通訳の女性とも再会を果たす黒川さんの旅を追う。
(初回放送:BS2 2001/4/15)


12月18日(土)午後8時48分〜
アメリカ 大地に響く癒(いや)しの笛 旅人 国際日本文化研究センター所長 河合隼雄

現代の日本人が抱える心の問題について、積極的に発言を続けてきた臨床心理学者の河合隼雄が、アメリカ中西部に向かう先住民族のいやしの儀式やインディアンフルートを訪ね、人間の心の奥底にある問題を探る。
(初回放送:BS2 2000/5/21)


12月18日(土)午後9時35分〜
デンマーク もう一つのみにくいあひるの子 旅人 女優 岸田今日子

少女のころからアンデルセンに惹かれオリジナル版の「醜いアヒルの子」を発表した岸田今日子さん。アンデルセンゆかりの地を旅し、デンマークの人たちに生き続ける「人魚姫」や「醜いアヒルの子」の原風景を確める。
(初回放送:BS2 1994/7/10)


12月18日(土)午後10時30分〜
焼肉ドラゴン

劇作家・鄭義信が自らの体験をもとに在日問題を真正面から描いた舞台。2008年の演劇賞を総ナメにした作品。 
(初回放送:BShi 2009/6/12)


12月19日(日)午後7時5分〜
喜びは創りだすもの ターシャ・テューダー四季の庭

米国・バーモント州に夢のような美しい庭がある。世界中のガーデナーが憧れるこの庭の主人はターシャ・テューダー。絵本作家でもあるターシャの、庭仕事に取り組む日常のようすを1年間にわたって記録した。
(初回放送:BShi 2005/8/31)


12月21日(火)午後7時5分〜
氷上のふたり〜ロシア・フィギュア 愛と挑戦の物語〜

ロシアのフィギュアスケート、マーシャとアリョーシャのペアが、幾度もの衝突や葛藤を乗り越え、念願のオリンピック出場権を獲得す るまでを追ったスポーツ・ドキュメンタリー。ふたりの愛と挑戦の記録。
(初回放送:BShi 2002/2/1)


12月26日(日)午後9時5分〜
延安の娘

文化大革命から40年。中学生で北京から農村に下放された人たちの人生を、革命の聖地・黄土高原の延安と北京を舞台に、壮大なスケールで描く父と娘の再会物語。
(初回放送:BShi 2001/8/16)


12月27日(月)午後8時30分〜
エリックとエリクソン − ハイチ・ストリートチルドレンの10年 −

10年前、カリブ海の国ハイチの路上で双子の兄弟に出会った。エリックとエリクソン。経済は破たんし、政情不安が続くハイチ。世界最貧国で生きてきた2人の10年を追う。
(初回放送:BS1 2004/4/3)


12月28日(火)午後7時40分〜
世界・わが心の旅「ベルリン 生と死の堆(たい)積」旅人 小田実

小田実さんは1985年から1年半ベルリンに滞在し、ベルリン自由大学で教え、世界各国から集まってくる前衛芸術家たちと親しく交際した。 6年後、小田さんは再びベルリンを訪れたが大きく変わっていた。 小田さんのベルリン体験を伝える。
(初回放送:BS2 1993/11/21)


12月29日(水)午後7時50分〜
ヤノマミ 〜奥アマゾン 原初の森に生きる〜

アマゾンの最深部に1万年以上、独自の文化・風習を守り続けている部族がいる。欧米の人々から“最後の石器人”と呼ばれているヤノマミ族だ。女だけの出産、集団でのサル狩り、深夜に突然始まる男女の踊り…。そんな原初の暮らしの中で、人間を深く見つめていく。
(初回放送:BShi 2009/2/26)



12月26日(日)午前10時〜
ドラマ「KAMATAKI 窯焚(かまたき)」 国際共同制作

心に傷をもつカナダ人青年が、親戚の住む日本に来て美しい焼き物に魅了される。陶芸を囲む人の物語。陶芸家である叔父の指導のもと、青年は再び生きる力を見出していく。

●第56回 ベルリン国際映画祭 審査員特別賞<青少年映画部門>
●第29回 モントリオール国際映画祭 最優秀監督賞、国際批評家賞、観客大賞、最優秀カナダ映画賞、エキュメニカル賞(特別賞)
(初回放送:BShi 2005/12/1)


12月26日(日)午後3時30分〜
アフガン零年

タリバン政権の抑圧の下で生きる12歳の少女とその母。病院で働いていた母親は、タリバンが女性の一人歩きを禁止したことで、就労への道が閉ざされる。生活の糧を失った家族は、少女に男の子の格好をさせて働きに出すことを思いつく。

●第61回 ゴールデングローブ賞 最優秀外国語映画賞
●第56回 カンヌ国際映画祭 カメラドール特別賞、CICAE賞、ジュニア審査員最優秀作品賞
●第48回 バリャドリッド国際映画祭 (ゴールデン・スパイク賞(最優秀作品賞)
●第47回 ロンドン映画祭 最優秀作品賞(サザーランド・トロフィー)
●第8回 釜山国際映画祭 ニューカレンツ特別賞、観客賞
(初回放送:BShi 2004/2/23)


12月26日(日)午後5時30分〜
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム 国際共同制作

これまで自らについて語ることがなかったミュージシャン、ボブ・ディランマーティン・スコセッシ監督の呼びかけに応えて、初期の創作活動を語る。

●第65回 ジョージ・フォスター・ピーボディ賞 ピーボディ賞
●第58回 エミー賞(プライムタイム・エミー) 優秀音声編集賞<ノンフィクション番組部門>
●第48回 シネ・ゴールデンイーグル賞 ゴールデンイーグル賞(最優秀賞)<人物・地域部門>
●第48回 グラミー賞 最優秀作品賞<長編ミュージックビデオ部門>
●第27回 バンフテレビ祭 グランプリ/ロッキー賞<アートドキュメンタリー部門>
(初回放送:BShi 2005/11/23)

12月26日(日)深夜0時30分〜(27日 午前0時30分〜)
史上空前の論文捏(ねつ)造

科学の最前線で次々と驚異的な業績をあげ、カリスマとして科学界に君臨した若き天才学者。ところが、彼の論文は史上まれにみる不正によってねつ造されたものだった。

●第46回 科学技術映像祭 文部科学大臣賞<ポピュラーサイエンス部門>
●第26回 バンフテレビ祭 ロッキー賞<科学・自然番組部門>(いずれも「BSドキュメンタリー」による受賞)
(初回放送:BShi 2005/3/9)


12月26日(日)深夜2時5分〜(27日 午前2時5分〜)
発掘アジア ドキュメンタリー
「私は黄砂と闘う/夢を織るプリンセス」

【私は黄砂と闘う】
中国甘粛省。二つの大砂漠が合流するこの土地で、政府の立ち退き勧告を拒否してまでも故郷に残り、砂漠と闘う一組の夫婦。彼らはなぜ絶望的な闘いを続けるのか?夫婦の思いと暮らしを詩情豊かな映像とともに描く。

【夢を織るプリンセス】
彼女の名は、プリンセス・リリー。フィリピン南部に暮らすイスラム少数民族、ヤカン族の娘で、伝統の織物文化を担う第一人者だ。女たちの目を通して、民族の伝統と暮らし、そして変わり行く社会の姿を伝える。

【私は黄砂と闘う】
●第44回 アメリカ国際フィルム・ビデオ祭 クリエイティブ・エクセレンス賞(部門3位)<30分未満ドキュメンタリー部門>
●第7回 ソウル・グリーンフィルム・フェスティバル祭 最優秀短編ドキュメンタリー賞

【夢を織るプリンセス】
●第44回 アメリカ国際フィルム・ビデオ祭 クリエイティブ・エクセレンス賞(部門3位)<30分未満ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BS1 2009/9/23)



12月27日(月)午後11時〜
ネパール母の家 〜人身売買から少女を救え〜

インドの売春街で働かされているネパール人女性は、15万人。多くは10代前半にだまされて売られてきた少女。番組では、「人身売買」された少女たちを救おうと活動を続けている「ネパール母の家」代表、アヌラダ・コイララさん(50歳)とスタッフの果敢な闘いを描く。

●第17回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BS1 2000/2/6)


12月28日(火)午前7時45分〜
ヒロシマ・戦禍の恋文

45通157枚の手紙。そこには、言論統制下で苦難を極めた女優の活動や厳しい日常生活、そして戦地で暮らす夫への切ない情愛がつづられている。庶民の日常が、非日常へと変わっていく戦中を描きながら、戦争がもたらす悲しみをあぶり出す。

●第23回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BShi 2005/8/2)


12月28日(火)午前9時40分〜
“認罪” 〜中国 撫順戦犯管理所の6年〜

1950年7月、ソ連から中国に日本人戦犯容疑者969人が移管された。6年後、彼らは自らの行為を告白し、裁判に臨む。しかし多くの者は起訴免除となり、起訴された者にも寛大な判決が下された。死刑はなぜ回避されたのか。管理所で何が起き、日本人は何を思ったのか。

●第46回 ギャラクシー賞 大賞<テレビ部門>
(初回放送:BShi 2008/11/30)


12月28日(火)午前11時30分〜
ピースフル・トゥモローズ 〜9・11テロ 戦争反対を訴えた遺族たち〜

同時多発テロで肉親らを失った遺族たちが反戦を訴えるNGOを結成。彼らは、アメリカ全土を旅して平和的解決を訴えるとともに米軍の攻撃によって傷ついたアフガニスタンの犠牲者家族との交流も始めた。揺れ動く遺族たちの心の軌跡を追う。

●第29回 放送文化基金賞  本賞<テレビドキュメンタリー番組部門>
(初回放送:BShi 2002/11/7)




12月28日(火)午後1時〜
証言記録 マニラ市街戦 〜死者12万 焦土への1か月〜

1945年2月、マニラでは、市街地を舞台に残留した日本軍と進軍したアメリカ軍との間で激しい戦闘が一ヶ月間続いた。この市街戦によって、10万人のマニラ市民が犠牲となった。番組では、多数のフィリピン人の証言等を積み重ねて、市街戦の過程を克明に記録していく。

●第45回 ギャラクシー賞 選奨<テレビ部門>
●第24回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BShi 2007/8/5)


12月28日(火)午後3時〜
さまよえる戦争画 〜従軍画家と遺族たちの証言〜

藤田嗣治小磯良平宮本三郎など日本の美術史に残る画家たちが、戦意高揚のため軍の依頼により描いた「戦争画」。この戦争画はどのようにして描かれたのか、それを描いた画家やその遺族の思いを聞く。

●第20回 ATP賞 総務大臣賞/優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BShi 2003/1/27)


12月28日(火)午後5時5分〜
小田実 遺(のこ)す言葉

今年7月30日に亡くなった作家小田実さん(75)。がんと闘いながら創作活動に執念を燃やし、混迷する現代日本へメッセージを送る小田さんの最期の日々を克明につづる。

●第45回 ギャラクシー賞 選奨<テレビ部門>
(初回放送:BShi 2007/12/13)



12月28日(火)午後10時〜
パレスチナ響きあう声 〜E.W.サイードの“提言”から〜

パレスチナ人思想家エドワード・サイード氏が世界の共存に向けた「提言」。イラク戦争後、彼の友人でパレスチナ人弁護士ラジ・スラーニ氏は、彼の提示をどう読み解くべきなのかをめぐり、在日朝鮮人の作家徐京植氏と対談した。
(初回放送:BShi 2003/9/6)


12月29日(水)午前9時〜
33か国共同制作 民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問
「南米 ボリビア “先住民たちの革命”」

南米初の先住民の大統領、ボリビアのモラレス大統領に密着、欧米流に異論を唱え理想を掲げ登場した政治家たちのぶつかる壁を描く。

●欧州放送連合 ゴールデンリンク賞<ドキュメンタリー共同制作部門>
(初回放送:BS1 2007/10/10)


12月29日(水)午前9時55分〜
33か国共同制作 民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問〜
「欧州 デンマーク 風刺画事件を追って」

デンマークの風刺画が、非欧米世界に不快感を与えた理由を確かめるため、デンマーク人監督が、中東各地に宗教指導者や政治活動家を訪ね、異なる文化が理解するための鍵を探し歩く。 

コソボ・ラジオテレビ祭(2008) 特別賞
(劇場公開版による受賞)
●欧州放送連合 ゴールデンリンク賞<ドキュメンタリー共同制作部門>
(初回放送:BS1 2007/10/11)


12月29日(水)午前10時50分〜
33か国共同制作 民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問〜
「中東 エジプト 我々は見ている」

2005年、初めてエジプトで行われた複数政党制による選挙、そこで起きた不正を正すため3人の女性が継続し続けた「我々は見ている」という名の市民運動に密着した記録。エジプトで人々が、今、求めている新しい民主主義を探る。

★33か国行動制作“民主主義”シリーズ共通受賞情報★
●欧州放送連合 ゴールデンリンク賞<ドキュメンタリー共同制作部門>
(初回放送:BS1 2007/10/12)


12月29日(水)午後0時〜
33か国共同制作 民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問〜
「アフリカ・リベリア 女の内閣」

内戦で多くの男を失った国リベリアで、女性大統領、女性閣僚と女性がほとんどの内閣が誕生、荒廃した国の再建にとりくんでいる。「男中心」に築かれた近代アフリカの政治風土、男中心の社会のあり方を変えるのか、観察する。

●第29回 バンフテレビ祭 最優秀ドキュメンタリー賞/最優秀政治ドキュメンタリー賞
●第11回 ワン・ワールド国際人権映画祭 学生審査員賞
●ワン・ワールド メディア賞(2008) MDG
●ダラス国際映画祭 ターゲット映画作家賞(2008) 最優秀長編ドキュメンタリー賞
(すべて劇場公開版による受賞)
●欧州放送連合 ゴールデンリンク賞<ドキュメンタリー共同制作部門>
(初回放送:BS1 2007/10/13)


12月29日(水)午後0時55分〜
33か国共同制作 民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問〜
「ロシア 愛国者の村」

モスクワの億万長者の実業家が「西欧の悪しき影響から脱し本物のロシア人になるため」の村を作った。男も女も牛を世話し実業家モロゾフの言う通り「服従」し暮らす。なぜ?モロゾフの画策する愛国主義とは?

●第31回 サンダンス映画祭 最優秀監督賞
(劇場公開版による受賞)
●欧州放送連合 ゴールデンリンク賞<ドキュメンタリー共同制作部門>
(初回放送:BS1 2007/10/15)


12月29日(水)午後1時55分〜
33か国共同制作 民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問〜
パキスタン 大統領との晩餐(さん)」

ムシャラフ大統領が晩餐の席で語る「パキスタンの矛盾」。民主主義を守る為に、武装勢力に対抗し得るのは、軍支配という、矛盾。政治(世俗)が宗教に屈するという矛盾。その晩餐の発言を、ある農家の夕食の会話と織り交ぜて構成していく。

UAE国際ドキュメンタリー大会(2008) 最優秀賞
(劇場公開版による受賞)
●欧州放送連合 ゴールデンリンク賞<ドキュメンタリー共同制作部門>
(初回放送:BS1 2007/10/16)


12月29日(水)午後2時50分〜
33か国共同制作 民主主義〜世界10人の監督が描く10の疑問〜
「インド ガンジーの心はいま」

サチャグラハ(消極的抵抗)という言葉(非暴力主義ともいわれる)は、今こそ見直されるべき言葉かもしれない。世界各地で暴力的な紛争が頻発する今、ガンジー後も宗教紛争、テロに悩み続けたインド人が、改めて非暴力をどう考えるか聴く旅。

●欧州放送連合 ゴールデンリンク賞<ドキュメンタリー共同制作部門>
(初回放送:BS1 2007/10/17)



12月29日(水)午後6時〜
ニューヨーク大停電の夜に

2003年8月14日夕方、北米東部を襲い都市機能を全く麻痺させた大停電。その時、人々はどうしたのか? ニューヨークを舞台に様々な人々にインタビュー取材し、それぞれのエピソードを綴(つづ)っていく

●第21回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BShi 2003/11/12)


12月30日(木)午前9時30分〜
一本の道 「インドシナ」〜戦火を越えた国道〜

プノンペンホーチミンシティを結ぶ真っ直ぐな国道。ベトナム側では、国道22号線と呼ばれ、カンボジアにはいると、カンボジア国道1号線となる。番組では、ベトナム戦争の傷跡も残る戦火を越えたこの国道をリポートする。

●第18回 ATP賞 優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BShi 2000/7/25)


12月30日(木)午前10時35分〜
シリーズ 東京モダン 「ナオキ」

40年前、東京で学生運動に身を投じ、のち事業で成功。バブル崩壊で転落し、今は郵便局でアルバイト。20代の恋人とアパートで暮らす。歳の離れた二人は何にひかれて共に暮らしているのか?男性が人生の中で大切にしてきたものは何なのか?

山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 特別賞<インタナショナル・コンペティション部門>/市民賞
●第13回 ノルウェイドキュメンタリー映画祭 最優秀国際ドキュメンタリー賞
●イスマイリア国際ドキュメンタリー&短編映画祭(2009) 最優秀ドキュメンタリー賞
●ホノルル映画祭(2010) ゴールド・カフナ賞(優秀賞)<ドキュメンタリー部門>
ほか多数
(初回放送:BShi 2009/1/7)


12月30日(木)午後2時20分〜
証言でつづる現代史「ダッカ・ハイジャック事件」
〜交信テープが語る106時間の攻防〜

1977年9月28日、バングラデシュの首都ダッカ日本赤軍によるハイジャック事件が発生。ダッカ空港に着陸してからの106時間にもわたる攻防を、ハイジャック犯と管制塔との交渉を記録した録音テープと、乗務員や乗客の証言でつづる。

●第23回 ATP賞 最優秀賞<ドキュメンタリー部門>
(初回放送:BS1 2006/6/4)


12月30日(木)午後3時10分〜
民衆が語る中国・激動の時代 文化大革命を乗り越えて
− 第1章 紅衛兵誕生へ −

1966年から10年にわたって続いた文化大革命は、一人一人の人生を大きく変えた。人々はどんな体験をし、何を思い、どう行動したのか。4回シリーズの第1回は、紅衛兵の誕生とともにたどる。

●第44回 ギャラクシー賞 優秀賞<テレビ部門>
(初回放送:BS1 2006/12/25)


12月30日(木)午後4時〜
民衆が語る中国・激動の時代 文化大革命を乗り越えて
− 第2章 造反有理の嵐 −

めざましい成長を続ける中国には、かつて、文化大革命という激動の時代があった。人々は、その時代をどのように過ごし、どう乗り越えてきたのか。第2回は、紅衛兵運動の矛先が権力の中枢に向かう「造反有理の嵐」をおくる。

●第44回 ギャラクシー賞 優秀賞<テレビ部門>
(初回放送:BS1 2006/12/26)


12月30日(木)午後4時50分〜
民衆が語る中国・激動の時代 文化大革命を乗り越えて
− 第3章 下放・若者大移動 −

めざましい成長を続ける中国には、かつて、文化大革命という激動の時代があった。人々は、その時代をどのように過ごし、どう乗り越えてきたのか。第3回は「下放・若者大移動」をおくる。

●第44回 ギャラクシー賞 優秀賞<テレビ部門>
(初回放送:BS1 2006/12/27)


12月30日(木)午後5時40分〜
民衆が語る中国・激動の時代 文化大革命を乗り越えて
− 第4章 改革開放への胎動 −

めざましい成長を続ける中国には、かつて、文化大革命という激動の時代があった。人々は、その時代をどのように過ごし、どう乗り越えてきたのか。最終回は「改革開放への胎動」をおくる。

●第44回 ギャラクシー賞 優秀賞<テレビ部門>
(初回放送:BS1 2006/12/28)