楠田枝里子と俺歓喜

marginalism2011-10-15

サフチェンコ&ゾルコヴィーのフリーが『ピナ』のサントラ(ヴェンダースピナ・バウシュ生前から制作していたドキュメンタリー映画のやつ)みたいで驚いた。今季最大のサプライズだ。フィギュアスケートピナ・バウシュ!!!
ソース(英語)↓
http://www.absoluteskating.com/index.php?cat=interviews&id=2011szolkowy

ヴッパタール舞踊団の『私と踊って』を見に行った時、会場入って最初に目に飛び込んできたのが楠田枝里子さん*1でして、ほんとびっくりして、そんでそれと相前後してフィギュアスケートのなんかのショー(DOIかな?)の会場いったらやっぱり楠田枝里子さんがいらして、まさかの連続現場かぶりにどうしていいかわからなかったものでした。

Pina - Trailer

http://www.youtube.com/watch?v=LGKzXUWAjnI

ピナの世界観にはとても共感して、私もピナのような女性になりたいと思っていたりもするのですが、この映画、3Dなのが嫌で。3D酔いするんで。2Dでもやってくれるなら喜んで観に行くのだけど、日本公開2012年なのでまだ情報そんなにないんですよね。

でも、フィギュアスケートでこの題材をどう扱うのかはとても楽しみになりました。全く違うものになってもそれはそれできちんとサフチェンコ&ゾルコヴィーの世界観になっていたら、私は受け入れることができるような気はします。

それにしてもトレイラーでハルサイ挿入されてるの見て改めて思うんだけど、フィギュアスケートで誰か『春の祭典』やってくれないもんかね。同じストラヴィンスキーの『火の鳥』はあれだけ使われてるのにハルサイ記憶にないわ。ニジンスキー版もベジャール版もピナ・バウシュ版も好きな私のために、生け贄になってくれるスケーターはおらんものじゃろうか。音取りバシバシできるスケーターがやったらとてもかっこいいと思うんだけど。
例えばマディソン・チョックとか。(チョック&ベイツの今季FDショパンプレリュード4番の動画見て、チョックって音感いいんじゃないか?と以前から薄々思っていたことを確信した)

http://www.youtube.com/watch?v=YLbp3DIpPd8_

*1:この人ピナ・バウシュのおっかけで本も出してる。http://www.erikokusuta.com/pina.html