a fest year

2014年は4年に一度の冬季五輪とサッカーW杯がある年だからそれだけで忙しいのにいちいちその合間に選挙ぶっ込まれた挙げ句12月に衆院選という日本最大のまつりがやってきたので他のことやる余裕がなかったような気がしますが、手帳とiPhoneを元に振り返ってみようと思ったけど、iPhoneを途中で機種変した時にデータ飛んだからCSの全日本放送流しつつなんとかFacebookも加えて摺り合わせてみてみます。

1月:紅白見終わってEテレ移ってたなくじひいて年明け早々再放送の『美の壷』で大学時代のゼミ教授が登場してきてビビる。私の心を折ったゼミ教授を年明け1時間もせずに見る。1日に仕事始め終えてから弟一家の新築で寝正月。全米の結果に震撼しつつ五輪代表選考でダイスケタカハシダイスケタカハシいってるの聞き流して成人の日に友達んちに実家からカニ送ってもらって友達の娘の快気祝いしてる。ユーロ結果みてロシアが地元五輪代表選考でダイスケタカハシダイスケタカハシいってるの聞き流して24日にNoism1『PLAY 2 PLAY -干渉する次元』KAAT公演に行ってます。
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20140204/1391446317
このあたりからパワハラ的なもので悩まされてる気もするけどあんまり振り返らない。5枚しかこなかった年賀状で切手シートを当てて喜んでいたようだ。あと映画『SHAME』をCSで見て、グールドゴルトベルク81年盤使用映画まとめを作ろうとしたけど、『ハンニバル』(観てない)『そして父になる』(予告だけ。CS放送待ち)『SHAME』であっさり挫折してる。30日に大学時代の同級生と広島風お好み焼きを食べてて、レズビアンバーに行った時のエピソードが私の全く預かり知らぬ所で滑らない武勇伝として勝手に一人歩きしていることを20年ほど経って知る。語り口が洗練されて「天野アキ、ビアンバーへ行く!」みたいな話になってた。

2月:仕事の合間に病院通院とヨガと都知事選と確定申告とたまに友達の家の脱走した猫のこと考える以外はソチ五輪一色。開会式で幼女にナボコフを紹介させるロシアの本気すごかった。ちなみに1月時点にFBで男女シングルメダル予想していたのを拾った。「希望ではない予想だと金メダル候補はオーサーさんちの子らとパトリック・チャン、あとはカザフスタンのテンくんの体調とベテラン勢(大輔、アボットあたり)の粘り如何かと思います。女子はロシア2人とコストナー、ヨナあたりかなと。」それと団体戦後は真央ヨナリプニツカヤしか金メダル候補いないような報道してるNHKの放送に憤って「ソトニコワを「ロシアの他の選手」扱いしたこいつらが吠え面をかきますように!」とかフラグ立ててた。予想やフラグ立てした本人すっかり忘れてたけど、結果的にばっちり当ててました。
私なりのソチ五輪総括↓
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20140316

3月:駆け込み需要でヘアカットだったり皮膚科(保険外診療)いったり細かいもの一気に片づけしてるなあ。水村美苗のお姉さん(作中重要人物であることが多い)に皮膚科の先生がピアノ習っていることがひょんなことから判明して驚いた。友達の家から脱走した猫が見つかってほっとしてもいる。花粉症と腱鞘炎をこじらせながら『コンタクトホーフ』を観に行ったり弟の新築した家を父がまだ見てないというので両親がやってきたところに私もお邪魔してる。駆け込み需要で本をよく買っていたが今日マチ子『アノネ、』の帯に前田敦子のコメントってものすごくハマってて、あの内容(大雑把に言うとアンネ・フランクというナチュラルボーンアイドルと、ヒトラーという作られたカリスマをめぐるホロコーストファンタジー)に中身がないコメントをつけるあっちゃん流石!この仕事受けたのも流石!ものすごく花子(アンネ)っぽい!って感心するほかなかった。さいたまワールドはそれなりに一生懸命にテレビで見てました。
ピナ・バウシュ振付『コンタクトホーフ』感想↓
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20140424

4月:猫の生存確認をしつつ友達の家まで花見しに行った。noteというものをこの時期に登録してますが、基本的にはここの選り抜きです。全文読めますけど、投げ銭くれる人がいたら嬉しいから一応張っとこうhttps://note.mu/coyoly 前半はほぼJスポ様怒濤のフィギュアスケート放送を消化するのにいっぱいいっぱいになってるところにしー様妊娠ネタが入ってきて最終的には思考停止になった。

5月:GWのあたりは紫外線アレルギーも花粉症もかぶっているので大変辛い時期ではありますが、甥っ子に遊んでもらおうと思ったのにすげなく断られてる。このあたりからCL真剣に見たりしてるからW杯モードを作っていってるようだ。パワハラが一旦ピークを迎えてたぽいですがあまり振り返りません。そして消費増税に医療費は削れないので苦しんでいる様子が描写されてる。現実逃避としてSHERLOCKを見てたりウラジオストックあたりならロシアのショー観に行きやすいんじゃ…めっちゃ隣国だよ?ツアー組めばいいのに、など妄想してます。この時期にW杯代表発表で高橋大輔青山敏弘が幼なじみであり、なおかつ私が怒りのため涙を流した高校サッカー岡山県大会決勝の誤審の当事者がその青山敏弘であり、その時点で高橋大輔はジュニアワールド優勝してシニアにあがったシーズンだったということを把握しクラクラしてました。

6月:パワハラクライマックスはここでした(12月現在でなんとなく冷戦状態)。W杯が始まる前に友達に手伝ってもらって部屋の掃除したりバルテュス展駆け込みしたりしてます。W杯開幕してからはロッベン活躍したため基本的に(パワハラからの現実逃避もあり)サッカーにのめりこんでたまに選挙行って毎日過ごしていたみたいですが、日本代表は塩試合だったのでその日の朝に見た塩っ気を吹き飛ばすようなNoism1『カルメン』KAAT初日で興奮してました。駆け込み需要で3月にチケット取った過去の自分に感謝していました。そして26日に『ヴィオレッタ』を見に何年ぶりかで映画館に、そのあと友達んち行ってます。ちなみに1月からここまで出てきてる友達は全部同じ人、たった一人。私相当友達いないけど、この友達に長生きしてもらうことを心底願ってます。

7月:サッカー見てます。そして原作手がけさせてもらった漫画が入ってる単行本が出ました。
http://www.akaneshinsha.co.jp/item/2411/
6月7月のまとめ
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20140802

8月:幼い頃からの瀕脈が人並みに動けない疲れやすさの一つだと判明する。オープニングに使ってる音楽がライヒのクラッピングミュージックだったのが引っかかって期待せずに見た『ニッポン戦後サブカルチャー史』を予想外に面白く見てた。12日に10歳下のいとこが双子を出産して嬉しくなってお祝いを買いに行ってついでに友達(ずっと同一人物)にカフェ飯おごってもらってます。FOIとVOGUEのコラボの様子をネットで知って、私当分フィギュアスケートのショーは行かないだろうな…って思った。
http://www.vogue.co.jp/fashion/news/2014-08/25/friends-on-ice
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20141005

9月:12日にiPhone4Sから5sに機種変。機種変でストレスたまって靴下に穴があいた。甥っ子の初めての運動会参戦するから頑張った。甥っ子の運動会に行ったらそこは選挙マニア的に注目してきた国会議員がドブ板あいさつにくるという選挙現場でもあって私大興奮。のみならず甥っ子が通ってる病院がその国会議員の病院だとわかり発狂しそうになる。頭のおかしい選挙ヲタだから。iPhone5sにしたことで電子書籍への移行が始まる(4Sでも重かった、5sの重量でやっと手首あんまり気にせず読める)。

10月:虫歯14本治療に費やした1ヵ月。その間に高橋大輔引退発表があって、引退表明がここまで騒がれる選手になってよかったなあと感慨深くなってたら思った以上の大騒動になって置いてきぼりになった。『ニッポン戦後サブカルチャー史』の最終回の結論見て「うん、私もうサブカルじゃない!」と確信しました。ポップカルチャー=大衆文化=コード化、カウンターカルチャー=対抗=超コード化、サブカルチャー=逸脱=脱コード化と言いたかったのかな、とも。後半から紫外線アレルギーが和らいできて少し行動しやすくなりました。逆に言いますと、5月から10月後半まではてきめんに活動量が落ちています。それに加えて消費増税のダメージも大きいのでほとんど家に引きこもってます。24日に『DEDICATED 2014 OTHERS』をKAATまで観に行きましたが、パニック発作起こしかけたので、このあとまたしばらくおとなしくしてました。
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20141104

11月:基本的に養生してますが、フィギュアスケートシーズンに入ってるので休んだ気にはならない。 11月末の甥っ子幼稚園音楽会現場に合わせてピーキングしてましたが、途中で衆院解散とかやられたらおさまるものもおさまらないってばよ!あとはNYに差し入れ送ったりしてました。

12月:基本選挙充。その他は見るに見かねた友人(やっと違う人)がご飯奢ってくれた。気付いたらメガネ男子愛好仲間のご友人の娘さんがノーベル賞授賞式でマッツ・エック作のジュリエットを踊っているというなんだかよく飲み込めない事態になっていた。
https://www.youtube.com/watch?v=qPNTKj0l3dU

19日には第2回 アート×アート×アート<音楽×ダンス×写真>TETRAHEDRON | テトラヘドロン−4人の女性によるライヒ&ペルトの世界−を観に行きました。
http://d.hatena.ne.jp/marginalism/20141226
フィギュアスケートに関しては一つ一つ言及してたらきりがないんで全日本もあんまり触れないでおこう(今、地上波でカットされた西野友毬ちゃんのフリーをCSで流してる)とは思ってたんですけど、町田樹については、彼が初めて出場した2006名古屋全日本の時、まだ今よりは牧歌的だった頃に、会場で私の前を男の子が歩いてて、あれ?もしかしてこの子今年の全日本ジュニアで無良くんに勝った町田くんじゃない?と思ってるうちにドアのところについたら私がそこに辿り着くまでドアを開けて待っててくれてその子の顔もしっかり見れて、あ!やっぱり町田くんだ!いい子だなー!って印象がとっても強くて、初めての全日本でそういうコンタクトがあったからずっと気にして見てきて、なので今年の彼については色々溢れ返って、あんな引退表明されてびっくりするほど泣いてた。私が初めて全日本の会場に行ったのもその年だった。あのシーズンからバンクーバー五輪シーズンまではたくさん遠征して楽しかったです。今年の全日本で会場がスッキリしてて、ちょっとあの頃の感じに戻った気もしたけど、その原因を考えると憂鬱になるので、現場復帰をするつもりは当分ないです。