わたしが・棄てた・悪戯

毎日ウィンブルドン見てます。そんな場合じゃないだろと自分の置かれている状況を考えると思うのですが、一方ではそんな状況だからこそウィンブルドンに集中していたりします。
サカヲタならU-20見てろよとも思うのですが、あの一件以来どうもサッカーを見る気になれません。金を払って合意の上だったら相手や本人が未成年だろうが成年だろうが今まであったサッカー関連の不祥事のニュースでもこんなに揺れたことはなかったのですけど、プロがプロに金を払って一緒に入浴するのは下手にファンに手を出すより気楽だし人気者だからこそ背負いがちな面倒くさい後腐れもないからいいんじゃね、とも思っていたのですけど、菊地のやったことだけはダメだ、容認できん。他サポながらこれほどまでに毛嫌いしてしまって、サッカーすら見れなくなってしまってダメだ。自分とこの選手が起こしていたらサポ辞めてたかなあ、ちょっとわからないくらい追い込まれる、これは。自分とこは選手が飲酒運転してたりフロントが女子中学生買ったりしてましたけども、買うのと強姦は違うからなあ、買春は私のラインではOKだけど、強姦はいかんということらしい。せめておまえ自分とこの口固そうなギャルサポに手出せよ!と、お前んとこギャルサポけっこう多そうじゃねえか!と、涙目で思ってしまってダメだ。やらかした張本人とクラブに対する怒りはひどいが、他の選手やサポはつらいだろうなとも思ってしまって、泣けてしまってダメだ。そもそも私の人生経緯から言って菊地を許せるかどうかというのは大きな問題で、彼がこのあとどういう人生を送るのかしばらくチェックしていかないと答えは出せない。私個人としては基本的には抜けた問題だけど、ここまで辿り着くまでの道のりの険しさ(命を落としたり今でもまっただ中ではいずりまわっている同輩は沢山います、私は落としかけた命を救われた幸運な人間です)を思うと、どういう感情の涙かわかりませんがとにかくそういうもんがこみ上げます。私、このブログの文章スペースの左横にバナー幾つか貼ってあるでしょう、ブログペットはむしゃくしゃしてやったけど、それ以外は、インターフェースがゴチャゴチャするのが好きじゃない私がそれでも貼らせてもらっているものなので、一応それなりの意味はあります。時間が経てば経つほど怒りが増幅してきてどうもこうもならん。第一報の時はただただ衝撃が強かったけど、私は神経質すぎてあまりにも起こった出来事のインパクトが大きいと最初はまずフリーズしてしまって、その出来事を処理するのに時間がかかるので、今頃怒りがふつふつとわきたぎってしまってどうもこうもならん。(こういう人間なので速報性の高かったりスピードを求められる仕事が向いていません、時間をかけて過去の物事になったことじゃないときちんと自分の言いたいことを言えないから、だからアナウンサーとかレポーターとか記者とか営業とかそういう反射神経を求められる仕事をしている人はすごいと思う)(短期成果を延々と求められるのが苦手です。集中力で乗り切れる分量だけをこなして後は寝込んでもいいとか何年かけてもいいから花を咲かせなさいというのならできるんだけど、毎日のように集中力を漲らせられるほどタフじゃないです)(そもそも電車乗るのに集中力、人ごみに出るのに集中力を要する人間ができる仕事ってなんだ?とドツボにはまって寝逃げしていたのが最近ハマった鬱のパターン)(今ちょっと持ち直したけどまだ安心できない)
なのでウィンブルドン見てます。面白いです。
追記:これ書いてから気付いたんだけど、菊地が許せないのは強姦というより対象とシチュエーションが問題ぽい。私がフラッシュバック的なものを起こしてるからダメみたいです。酒場で外人選手が、とかそういうのは特にここまで感じ入ることないもの。基本的には克服しているとは思ってるんだけど本当の意味では克服していないのかなあ、それとも克服していてもフラッシュバックはたまにやってくる致し方がないものとしてほっておけばいいのかしら。わからんわ。サッカーは一時的に見れないだけなんだろうなあ、ほとぼり冷めたらまた楽しめるかなあ。そうであることを望む。私サッカー嫌いになりたくないんだ。