リムレス派歓喜
満を持して第78代内閣官房長官・仙谷由人君が日本メガネベストドレッサー賞を受賞したことを大変に喜ばしく思います。ネトウヨの突撃に怯えて沈黙してる場合じゃねえよ、メガネ男子愛好家内政治家メガネ特捜部所属の人間として言わせていただくが、あのメガネは政治家としては奇跡の域なんだよ！あのオシャレメガネのブランド知りたくて躍起になってた人間がここにいるんだよ！素直にあのメガネだけは称賛したい。徳島県はナイスメガネの一大産地だな！*1
メガネドレッサー賞に仙谷氏 「それなりにうれしい」
眼鏡が似合う著名人に贈られる「第２３回日本メガネベストドレッサー賞」に仙谷由人官房長官らが選ばれ、表彰式が１８日、都内で開かれた。
政界部門で受賞した仙谷氏は表彰式を欠席したものの、記者会見で「プラスの評価をいただくことがほとんどないから、眼鏡であろうとそれなりにうれしい」と喜びを語った。中国漁船衝突事件の対応などで、野党からの厳しい批判を受けていることが念頭にあったようだ。
会見で仙谷氏は福井県鯖江市でつくられた眼鏡を使用していると紹介。「日本の職人芸から派生した工業製品は素晴らしい。新成長戦略で海外展開の道筋を付けたい」とアピールも忘れなかった。
仙谷氏のほか星野佳路・星野リゾート社長、フリーアナウンサーの徳光和夫氏らが選ばれた。
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101801000585.html
大事な所は抜き出して繰り返しますよ。
会見で仙谷氏は福井県鯖江市でつくられた眼鏡を使用していると紹介。「日本の職人芸から派生した工業製品は素晴らしい。新成長戦略で海外展開の道筋を付けたい」とアピールも忘れなかった。
鯖江じゃブランドのヒントにならないよ！国産眼鏡はだいたい鯖江じゃんか！情報もってる奴は今すぐ教えろ今すぐにだ！私は仙谷メガネを見たいがためだけに鳩山辞任の時にどうか閣内に残りますように、と祈っていたら一番露出の多い官房長官に横滑りしてきてなんという俺得！こんなに露出にときめく官房長官は福田康夫以来！しかも今回はオシャレリムレスメガネにあの独特の徳島のイントネーションオプション追加！メガ盛りすぎて卒倒するかと思った。官房長官がナイスメガネだと単純に楽しい。今、私の官房長官メガネ越しに見る政治は第三の黄金期。*2
その他の皆さんに関してはノーコメントを貫きたかったが、芸能人部門で今年、このタイミングで向井理に賞をあげなかったことを後々後悔しても知らないからね！と主催者にメールを出そうかと思ってこのページ（公式サイト→http://www.ioft.jp/jp/event/）に辿り着いたことだけは恥ずかしながら告白しておきたい。宮川大輔でもまあいいんだけど、別に今年じゃなくてもな…というか、どうせなら現在の推しメガネ２人に同時受賞してほしかったんだよ…ノーメガネの向井理を見る度に舌打ちする癖はお行儀が悪いのでなおそうと思ってるんだけどさ、でもさすがに今年の向井理に受賞させなかった愚行には盛大に舌打ちさせていただいた。
Wikipediaの仙谷由人画像にこのオシャレメガネがよくわかる写真を選んだ人はご同輩と思われるがどうか。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/db/Yoshito_Sengoku_20100130.jpg
あと「仙ちゃんリポート」表紙におけるメガネや体型や髪型のこの20年間の変遷が非常に面白い。
http://y-sengoku.com/02/02prof-sen-repo.html
初期のいかにもな社会党顔にちょっとずつ白髪が増えてゆく。1995年のあたりでリムレスメガネに代わり1997年の表紙で菅・鳩山と3ショットで民主党入りアピールと共に白髪を染める。2001年の表紙でちょっと痩せた？と思ったら2002年1月にがん手術で胃の全摘告白があり(参考→http://www.nmt.ne.jp/~sengoku/020204asahi.html)、その後徳島名物カミソリ化、だいたい2005年で現在形が完成*3、2010年かつてのカミソリ後藤田と同じ官房長官就任。2001年1月3日発行分だけ白黒写真なのが、偶然なんだろうけど、この年の末にがん見つかったことを思うと感慨深い。
私、なんかの週刊誌あたりで読んだ若き日の仙谷由人が友人に「俺、転向したんだよ。大江健三郎から司馬遼太郎に」と告げたとかいうエピソードがとても美しくて切ないなあと思って大好きなんですよ。もはや嘘でも本当でもいい。その読書傾向の変化が『文学青年死す、そして政治家へ』というように読み取れて、それを『転向』と評するあたりが、ナベツネの共産党活動への挫折と裏表であるけど同じ種類の青春の終り方のほろ苦さが味わえてたまらなく好物です。
