田舎で踏ん張るということ
私にはとてもできなかったことなので、一旦故郷を離れた上で自分の生まれ育った土地に根付いてその土地のために力を使おうとしている人はかっこいいなあと思う。
一旦故郷を捨てないと、故郷の本当の姿は見えないし、その姿を見てショックを受けることがほとんどだろうし、それでも戻って故郷でやっていこうとする人はすごいと思う。
そんな人たちのことをちょっと書きます。
友近聡朗に焦点をあてたノンフィクション、「ズーパー」を読んだ。
- 作者: 辻谷秋人
- 出版社/メーカー: 愛媛新聞社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
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サッカーが好きな人だけじゃなく、別にサッカーに興味がない人でも入り込めるようなわかりやすい文章と本の作りも相まって、コメントを寄せてくれている(本文中にも少しだけいい先輩として触れられている)岡ちゃんじゃないけど一気に読んだ。一気に読めた。どんなクラブチームにも歴史があるんだし、どんなリーグにも歴史があって、その黎明期に立ち会えている私達は幸せなんだと思う。
そして、私は、この本の続編を読みたいと思う。
友近聡朗という人が7月の参院選で愛媛選挙区で当選して、国会で右往左往しながらやっぱり愚直に動き回っている姿を見たい。そしてその奮闘をまとめた本も読みたい。
彼はきっと愛媛FCに対する気持ちと同じように愛媛という土地や日本という国に対してだって動くのだろうから、愛媛選挙区の人たちには彼を参議院に送りだしてくれるように私も頭を下げてお願いしたい。
友近聡朗公式サイト
http://tomochika.jp/pc/index.html
ブログ
http://blog.livedoor.jp/super11efc/
そしてもう一人は特に有名人の話じゃなく私の友達がやろうとしていることを紹介。
福島の郡山でカフェを開こうとして頑張っている友達のブログです。
http://namonaicafe.365blog.jp/
私は東京にいるからカフェの存在はごく当たり前になったけど、ちょっと田舎にいくと、やっぱりカフェは難しいのかなあと思う。でも、友達はそれをやろうとしている。人間高すぎず低すぎず地面にべったり足をつけて歩くことが重要だなあと思うから、彼女の挑戦を後押ししたいなあと思った。この一歩を踏み出すまでの紆余曲折は私が語れることじゃないけど、今私は煮え切らない状態で毎日をやり過ごしているから、愛媛や福島で頑張っている人たちを紹介することで私にも勇気やパワーをもらおうとしています。
みんな本当に何もないところからやってるんだなって、だから私もやれるはずだって。